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研究報告会レポート

第14回ソーシャル・メディア&ビジネス研究報告会レポート「サスティナブル・マーケティング」

第14回 ソーシャル・メディア&ビジネス研究報告会 > 研究会の詳細はこちら
テーマ:サスティナブル・マーケティング
(サスティナブランド国際会議2018と共催)
講演者:鎌倉投信株式会社 取締役 資金運用部長 新井 和宏 氏
    株式会社マザーハウス 代表取締役副社長 山崎 大祐 氏
    株式会社リバースプロジェクト 共同代表 龜石 太夏匡 氏
ファシリテータ:近畿大学 経営学部 教授 廣田 章光
日 時: 2018年3月1日(木)15:15~16:30
会 場:ヒルトン東京お台場(東京都港区台場1-9-1)

 
 立ち見が出るほどの参加者を頂きサスティナブル・マーケティングをテーマにパネル討議を行った。
 まずは、各社の事業紹介を以下の順に行った。
 「いい会社」を自身の目で発掘し長期安定投資を行う鎌倉投信の取締役であり、資金運用の責任者である新井和宏氏。
 バングラディッシュ、インドネシア、ネパールの有望資源を発掘し、発展途上国から世界に通用するブランドをつくる事業を展開する、マザーハウスの副社長である山崎大祐氏。
 日常生活に存在する多様な社会課題を解決する事業をデザイン、実行する、株式会社リバースプロジェクト共同代表である龜石太夏匡氏。

 
 次に、サスティナブル・マーケティングにおける3者の思考について、創造力、実行・実験力、社会の共感力の観点からパネルディスカッション形式によってお話しを頂いた。
 創造力については、この事業に取り組むきっかけを、従来の事業モデル、業務ルーチンを見直すきっかけ、世の中がビジネス機会にならない、ビジネス機会として見落としている対象の発見の観点から具体的なエピソードも交えて説明が行われた。

 
 実行力・実験力については、
「解決策がなく困っている問題」へのチャレンジのための思考、イノベーションの源泉としての視点。事業化に向けての試行錯誤と見通しを得たエピソード。について、何が事業に取り組む源泉になっているのか。取り組むことによって得られた経験は何か。他の企業や組織が持ち得ない経験はどのようなものか。その経験はどのように評価、活用できると考えているのか。について説明がなされ、その内容をもとに意見交換を行った。
 
 社会の共感力(共感・共働への展開)については、
情報の公開と共有、社会に連携の動力を創造する(単一企業の活動が企業間連携、顧客間連携へ発展することによる変革の動力へ)の観点から説明と意見交換を行った。

 

(報告書作成:廣田 章光)

 
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