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研究報告会レポート

第6回デザイン思考研究報告会レポート「『デザイン思考』最先端を目撃せよ!」

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テーマ:「『デザイン思考』最先端を目撃せよ!」
日 程:2018年12月7日(月)19:00-21:00
場 所:神戸市学生交流拠点「Co-STUDY神戸」

 
【研究報告】
 今回は、神戸市が運営する学生交流拠点で実施。「デザイン思考」に関心はあるが学んだことはない学生たち、そして様々な分野で活動する一般参加者からのフレッシュな視点も活かされるよう、対話による構成を重視した。
 今回はエストニア投資庁元日本支局長で、ブロックチェーン活用の現場を熟知する山口功作氏とそしてデザイン思考で産官学連携プロジェクトを数多く手掛ける、廣田章光・近畿大学教授との対話を通してこの課題にアプローチ。これを神戸を拠点に市民協働参画の活動を行う一般社団法人リベルタ学舎代表で兵庫県広報官でもある湯川カナがコーディネータとして総括する形式をとった。
 まず、廣田氏が、デザイン思考の最新の適用例について知見を共有することろからスタートし、続けて、香川県高松市で情報技術を使った先進的な試みを行っている山口氏の活動を、デザイン思考との関連という観点から検討した。
 後半は、フロアからの質疑をもとに、デザイン思考について理解を深めた。とくに、デザイン思考と山口氏が重視する(従来の延長線上や枠組みとらわれず)「ジャンプ(飛躍)する思考」、さらに最近デザイン思考との対比で話題となることの多い「アート思考」との関係について議論を展開。共感を起点にするということで共通点を持つものの、課題解決型のデザイン思考と、問いを立てることに重点のあるアート思考との違い、飛躍する思考のイノベーションを生み出す力などについて理解を深めた。
 さらにスタンフォード大学のデザイン思考教育を手がかりに、「ジャンプ(飛躍)する思考」が可能な人材育成の可能性について議論は展開し、最後は民間登用の兵庫県広報官として行政の改革に取り組む湯川から、組織改革における目標の設定と方法の共有においてデザイン思考がもつ可能性について問題の提起を行い次の課題とすることとした。
 一般参加者からは、NPOの活動や、IT業界におけるプロジェクトマネジメントなど、それぞれの現場からデザイン思考の実施について具体的な質問が寄せられた。参加した学生からは、専門的な知見をわかりやすく理解できたこと、また実際の活用の現場の話を数多く聞けたことがとても有意義な学びになったという意見があった。
 
(報告書作成:湯川 カナ)

 
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