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研究報告会レポート

第18回ソーシャル・メディア&ビジネス研究報告会レポート「ワークスタイル革新とリ・ラーニング(学び直し)・デザイン 人生100年時代の企業と大学の連携要件:経済産業省 「プレ金大学」」

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テーマ:ワークスタイル革新とリ・ラーニング(学び直し)・デザイン 人生100年時代の企業と大学の連携要件:経済産業省 「プレ金大学」
 
講演者:
前田 明洋 氏(株式会社オカムラ フューチャーワークスタイル戦略部 はたらくを科学する研究所 フェロー)
畠山 文聡 氏(NTTファシリティーズ E&C 建築設計室 室長、近畿大学 建築学部 非常勤講師)
山本 学 氏(ヤフー株式会社 Developer Relations)
浅野 高光 氏(株式会社ラーニング・イニシアティブ) 
廣田 章光(近畿大学 経営学部 教授)
 
日 時: 2018年11月30日(金)16:30-18:00
会 場:近畿大学 東大阪キャンパス アカデミックシアター1階 ラーニングコモンズ
 

 近畿大学 東大阪キャンパス アカデミックシアター1階 ラーニングコモンズにて、大学資源を活用したリ・ラーニング(学び直し)の要件と可能性について、4名の有識者と大学教員による討議が行われた。当日は「プレ金大学」の第1回と言うこともあり、第4金曜日の16時半と言う企業の定時退社時刻より少し早めの開催時刻にもかかわらず、60名を超える、企業経営者、企業勤務者、大学関係者、大学教職員、学生が参加した。
https://premium-friday.com/prekindaigaku/
https://www.fphime.biz/posts/5258435

 
 近畿大学の廣田から、日本社会の置かれた現状と、個々の能力のアップデートの必要性を解題として提示された。
 

 解題に続き、オカムラの前田氏、ヤフーの山本氏、NTTファシリティーズの畠山氏、ラーニング・イニシアティブの浅野氏から、それぞれの専門分野の観点から、人生100年時代の自身の能力のアップデートとそのプラットフォーム開発のあり方についてお話しを頂いた。要点は以下の通り。
 

1. 大学の空間デザイン(前田氏)
 大学施設の環境設計から新たなワークスタイルを創造、提案する立場から、創造性につながる環境設計のポイントについてお話しを頂いた。
 

2. 思考と行動デザインと施設デザインの関係(畠山氏)
 本会場の近畿大学 アカデミックシアターは、2017年4月にオープンした社会と大学の境界を取り払い、新たな連携や知識の創造を促進するための施設である。この施設の設計を担当したNTTファリティーズの畠山氏には、多様な資源が有機的に結びつき、知識創造につなげるためのポイントについてもお話を頂いた。
 

3. エデュケーション・コンテンツデザイン(山本氏)
 Yahoo!Japanが実施している、さまざまな社員、社外向けの能力アップデートコンテンツを紹介頂いた。全てのコンテンツが社員の皆さんの企画、運営で行われており、プレ金大学のモデルにもなる。ボトムアップ型のニーズをうまく活用しコンテンツに展開する仕組みに多く学ぶところがある。
 

4. 施設施工後のチューニング・デザイン(浅野氏)
 施設(ハードウェア)は建築して終わりではなく、ソフトウェア(教育コンテンツ、人材)と連携し修正(チューニング)することによって有益な成果に結びつくことを指摘。国内外の教育施設の実状と企業との連携の可能性も示された。
 

 フロアからの質問も数多く提示され、双方向の議論によってリ・ラーニング(学び直し)に関する理解を深めることができた。また、セッション終了後も1時間以上の時間、その場で参加者の皆さんと登壇者の皆さんの議論が続き、本テーマの関心の高さが伺えた。
 個々の能力をアップデートすることによって、新たな活躍の場を広げると共に、日本の競争力の高めることにつながる観点から、ソーシャル・ビジネス研究の新たに注目すべき領域と言える。
 

 登壇者の皆様、参加者の皆様ありがとうございました。

 
(報告書作成:近畿大学 廣田 章光)

 
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