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研究報告会レポート

第1回消費者行動と価格戦略研究報告会レポート「サブスクリプションとダイレクトマーケティング」

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テーマ:サブスクリプションとダイレクトマーケティング
ゲスト:青柳 陽介 氏(キッズ・ラボラトリー株式会社 代表取締役社長 ) 
    福田 裕二 氏(オイシックス・ラ・大地株式会社 アライアンス事業部マネージャー) 
    兼子 良久 氏(山形大学 人文社会科学部 准教授) 
日 程:2020年2月26日(水)15:00-17:30
場 所: 福岡大学 七隈キャンパス 中央図書館1階 多目的ホール
共 催:日本ダイレクトマーケティング学会九州部会
 
【報告会レポート】
 当日は、福岡大学の太宰潮准教授の司会のもと、近年、様々な業種において非常に拡大し、注目されているサブスクリプションモデルとダイレクトマーケティングの事例と研究の報告をいただきました。当日は、新型コロナウイルスの影響の中、41人の参加申し込み、34名の参加がありました。
 

写真左から 司会の太宰潮先生、会場の様子
 
 最初に、キッズ・ラボラトリー代表で、日本サブスクリプションビジネス振興会で理事も務められた青柳陽介氏から「サブスクリプションの『これまで』と『これから』」というタイトルでご報告を頂きました。ご報告では、キッズラボラトリーにおける玩具のサブスクリプションビジネスの事例やビジネスデザイン段階での利益シミュレーションが重要であることも踏まえながら、実践的なサブスクリプションビジネスについてのノウハウを中心にご紹介いただき、非常に内容の濃いお話をいただきました。
 続いて、オイシックス・ラ・大地(株)アライアンス事業部マネージャーの福田裕二氏からは、「Oisixから学ぶ食品サブスクリプションビジネスの構築手法」と題して、オイシックスのダイレクトマーケティングの事例をご紹介いただきました。福田氏からはオイシックスが消費者の価値を分析して数々の商品開発とサブスクリプションサービス「プライムパス」をはじめるに至る経緯や、そこでは、オイシックス・ラ・大地の前身のオイシックス、らでぃっしゅぼーや、大地を守る会のそれぞれの強みが活かされていることを分かりやすくお話しいただきました。
 

写真左から 青柳陽介氏、福田裕二氏
 
 最後に、山形大学人文科学部の兼子良久准教授より「定額料金制に関わる消費者の価格判断」と題して、兼子先生が行われた定額料金制について実証研究の結果をご報告いただきました。消費者行動研究の立場から、なぜ定額料金制なのかについて、先行研究の理論もご紹介いただき、既にダイレクトマーケティングを実践している企業の方々にとっても、有意義なご報告だったと思います。
 

兼子良久先生
 
 当日の参加者の多くは実務家でしたが、実務、アカデミック両方の視点からサブスクリプションモデルについての理解を深めることができた、非常に示唆に富んだ研究会となりました。
 
(文責:奥瀬 喜之)

 
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