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研究報告会レポート

第2回サステナブル・マーケティング研究報告会レポート「ミレニアル世代の視点から考えるソーシャルグッドなPR・コミュニケーションデザイン」

第2回 サステナブル・マーケティング研究報告会 > 研究会の詳細はこちら
テーマ:「ミレニアル世代の視点から考えるソーシャルグッドなPR・コミュニケーションデザイン」
日 程:2019年6月21日(金)15:30-18:30
場 所:TIME SHARING五反田
 
報告会アジェンダ:

第一部 報告:「IDEAS FOR GOODミレニアル世代に支持される企業サイト特集『#シェアしたくなる企業サイト』の調査結果報告」
 富山 恵梨香(IDEAS FOR GOOD編集部)、宮木 志穂(IDEAS FOR GOOD編集部)

第二部 報告:「欧米先進企業の最先端サステナブル・マーケティング事例」
 青木 茂樹(駒澤大学 教授、本研究会リーダー)

第三部 パネルディスカッション:ソーシャルグッドなコーポレートコミュニケーションのコツ
 パネリスト:
  高島 太士(APARTMENT代表・ドキュメンタリスト)
  原 裕(エンゲージメントファースト代表)
  こくぼ ひろし(ひとしずく代表)
  富山 恵梨香(IDEAS FOR GOOD編集部)、宮木 志穂(IDEAS FOR GOOD編集部)
 モデレーター:加藤 佑(IDEAS FOR GOOD編集部)

 
【報告会レポート】
第一部:「IDEAS FOR GOODミレニアル世代に支持される企業サイト特集 『#シェアしたくなる企業サイト』の調査結果報告」
 

左より、富山・宮木
 
・企業Webサイトを通して、企業コーポレートコミュニケーションのあり方をアップデータすることを目的として調査を実施。
・調査結果ポイント
・社会課題への意識と商品購買との結びつきは弱い
・就活等、自分との関わりが深くなるほど、社会課題解決への積極性を意識
・コーポレートサイトへのアクセスは用がある時のアクセスに留まる
・ミレニアル世代に届くコーポレートサイトのキーワードとして以下が挙げられる。
・パーパス(企業の存在意義)
・オーセンティシティ(真正性、ありのまま)
・デザイン(カッコよさ、美しさ)
・具体的に評価される企業Webサイトとしては、
・サイボウズ、ユニクロ、アップル、パタゴニア、IKEUCHI ORGANIC
 
第二部:「欧米先進企業の最先端サステナブル・マーケティング事例」
講演概要
・マーケティングは機能的価値から情緒的価値(デザイン)に加え、今求められるのは、サステナビリティ価値(環境や社会性)であり、欧米の先進企業はそれを実践している
・顧客と企業、そして企業同士が『共感』し合い、同じパーパスに向かって共存する時代
・SDGsは企業のサプライチェーン、バリューチェーンや、同じゴールを目標に掲げ到達を目指す上で、重要な役割を果たす。
・サステナビリティの価値が重要視される時代において、企業とステークホルダーとの関係性も変わる。
 
第三部:パネルディスカッション
 

左より、加藤・原・こくぼ・高島・富山
 
ディスカッションでの主なキーワード
・企業は社員とのコミュニケーションが重要であり、エンゲージメントの強化を図ることが重要。
・世界幸福度ランキングで常に上位に位置するデンマークにおいて、幸福度が上がる鍵として、デザインの4P:people(人)、planet(地球)、profit(利益)、play(遊ぶ)が挙げられる。
・みんなで課題を解決し、盛り上げていくこと、「地産地消」ならぬ「友産友消」が重要。
・情報を開示すると逆に情報が集まり、信頼関係が生まれる。
・インナーブランディングがコーポレートPRにつながる。注力すべきことの一つは、社内報を見直すこと。
・編集者の立場から、インナーブランディングを行う企業のサービスを広めたいと感じる。想いを伝えることでファンが出来やすい。
 
所感
 気候変動や地球温暖化等、グローバル共通の社会課題が深刻化する中、企業はパーパスや大義を掲げ、社内の組織づくりを行うこと、インナーブランディングの強化を進めることによって、結果的にステークホルダーとのコミュニケーションを深め、共感の高まりにつながることが、サステナビリティが重視される時代においては重要であることを確信する内容であった。
 
(文責:萩谷 衞厚)

 
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