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研究報告会レポート

第1回アジア発のマーケティング研究報告会レポート「ブランド戦略の実証的考察」

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テーマ:「ブランド戦略の実証的考察」
ゲスト:戦略コンサルティングオフィス インターラックス代表 齋藤 貴 氏
日 程:2015年9月25日(金)18:00-20:00
場 所:一橋大学千代田キャンパス

 

【報告会レポート】
 あいにくの雨に見舞われ気温もぐっと下がってきている中、講演がスタートした。これまでリーバイス、ラコステ、バリーなど欧米ブランドの日本法人の代表取締役を歴任した斎藤氏、リーバイスのデニムジーンズにラコステのビジネスポロシャツ、黒のチェックのジャケットを羽織って颯爽と登場した。
 講演はおもに日本市場でのリーバイスのブランド再生を中心に、フロアの参加者を積極的に巻き込みながら進められた。斎藤氏が再生を請け負った当時の市場の状況分析、米国本部の説得、ブランドの再生に向けたコンセプト見直しから具体的なマーケティング戦略として、商品、流通チャネル、広告宣伝などに落とし込むまでの手順について詳細に紹介。ブランド戦略の根本は商品力にあり、またこれからの日本企業はもっとデザインに力を入れるべきと力説する。
 
ゲストの斎藤氏 会場全体の様子
写真左から、ゲストの斎藤氏、会場全体の様子
 
 講演終了後、参加者から社内での戦略合意形成や商品力強化の仕方などについて質問があがり、斎藤氏から具体的な提言があった。
 
【報告会を終えて】
 短期的な企業業績や企業の成長・衰退に多大なる影響を及ぼすブランド戦略。日本市場でのプレミアムブランドの作り方は、欧米でのそれと大きく異なる。欧米ブランドの日本戦略の最前線で指揮を執ってきた斎藤氏はそう語る。市場の捉え方、市場調査データの使い方、本部との交渉など、現場では様々な課題に直面しながら、ブランド再生が行われてきた。そして、日本と同じ市場現象が上海や香港、シンガポールでも起こっていることも興味深い。日本での実践がどのようにアジアの他の地域に適用されていくか、今後も注意深く観察していきたい。
 
(プロジェクトリーダー:金春姫)

 
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