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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 
国産農産物のブランディングにおける「有機農業」の価値について
―農業者の意識と消費者の意識調査を基に―
片桐 新之介
合同会社C.SSSコーポレーション代表
発行 : 2019年10月31日
報告要旨 :
本研究では,農産物のブランディングのため,有機農業への取り組みは有効ではないか,ということを考察するため,農水省の有機農業調査を先行研究として分析すると同時に,有機農業に対する消費者へのアンケートと,農業者にも有機農業取り組みに関するアンケートを行った。消費者においては有機農業について一定の理解が見られるものの,完全無農薬などとの混同が見られる上,農産物を選択する上での決定的な情報であるとはいいがたいことが分かった。また農業者へのアンケートでは,有機農業の取り組みそのものへのモチベーションの低さが見て取れた。このアンケートから分かることは,有機などの生産手法にかかわらず,商品の美味しさが第一であると消費者生産者双方が考えていることである。一方で,有機農業生産品については,慣行栽培のそれに比べて消費者は1.5倍程度の付加価値を認めることが分かった。ただ,有機農業に取り組む農業者を増やすためには,消費者生産者双方に対する「有機農業」の正しい理解促進や,認証への支援策,技術開発と地域要件への浸透が必要と思われる。また,品質を消費者目線で判断できる指標作りも必要と思われる。
キーワード : ブランディング 第一次産業 フードマーケティング 有機農業


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