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研究報告会の案内

リサーチプロジェクト第27回<価値共創型マーケティング研究会>

【研究報告会】
第27回<価値共創型マーケティング研究報告会>
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*学会員のみ参加いただけます。入会後、お申込みください。

 
テーマ:「価値共創研究の探究」
 

 本研究会は、価値共創の概念に基づく新たな企業・顧客間関係とはどのようなものかについて検討しています。今年度も、価値共創概念の精緻化に留まらず、実践的展開にも議論を広げ、新たな視点によるマーケティングやマネジメントにどのような意義が生じていくのかを追究していきます。
 第27回の研究会では、「価値共創研究の探究」と題して、さまざまな価値共創研究の実際をご披露いただきながら、その可能性を模索します。
 最初のご報告は、戦略論の議論に不足する価値共創の視点を、企業はどのように受容することができるかというテーマによる研究報告です。戦略論と価値共創の接続を通して議論をすすめ、その駆動要因としての価値共創の役割について検討します。
 つづく講演では、サービス・マーケティング研究が直面する「主観をどのように捉えて論じるか」を考えていきます。同研究が顧客にとっての価値を扱い、それが主観的に認識される以上、顧客の主観を排除することはできません。あるいは、顧客の主観を主観的に解釈する従業員や経営者の判断する側面を考えたとき、ここでも主観を無視することはできません。この問題を民俗学研究なら、どのように採り上げてきたのかを考えていきます。
 塚原氏は、これまで日本の地方都市の商店街におけるフィールドワークにもとづき、商行為や商人の日常生活に注目した研究を展開していらっしゃいました。ご講演では、フィールドの人々の内在的視点と、研究者である塚原氏の内在的視点の折り重なったプロセスとはどのようなものか、ご自身の経験に基づいてお話しいただきます。
 いつものようにディスカッションを通じて参加したさまざまな方と意見を交えて議論いたします。そのうえで、あらためて価値共創の意義を考察する機会を確保できればと存じます。
 

報告者(予定):
報告「現在の戦略論における価値共創の役割」
 森 哲男 氏(首都大学東京 経済経営学部 非常勤講師)
講演「商人たちの生活世界をいかに記述するか -商店街の民俗学的研究について-」
 塚原 伸治 氏(茨城大学人文社会科学部 准教授)
 
パネルディスカッション
 森 哲男 氏(首都大学東京 経済経営学部 非常勤講師)
 塚原 伸治 氏(茨城大学人文社会科学部 准教授)
 今村 一真(茨城大学人文社会科学部 教授)

 
日 時:2018年9月17日(月)13:00-17:00
場 所:広島大学東京オフィス(東京工業大学 CIC東京) >MAP
    〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 キャンパスイノベーションセンター東京4階
 

参加費:無料
定 員:先着30名
応募締切:2018年9月12日(水)12:00
 
【お願い】
*当日は、サイト掲載の為会場の様子を撮影予定です。問題がある場合は、当日、プロジェクト企画運営メンバーにお伝えください。
*報告会は定員制であり、追加募集などの処理が煩雑になるため、キャンセルができないことをご了解ください。
 
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