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研究報告会の案内

リサーチプロジェクト第8回<ユーザー・コミュニティとオープン・メディア研究会>

#いまマーケティングができること

【研究報告会】
第8回<ユーザー・コミュニティとオープン・メディア研究報告会>(オンライン)
 > 研究会の詳細はこちら
*学会員のみ参加いただけます。入会後、お申込みください。
 
テーマ:みんなで参加する古文書解読
報告者:橋本 雄太(国立歴史民俗博物館 助教)
 
 ネット集合知とイノベーション・コミュニティの力。ユーザーが集まるコミュニティを利用したコンテンツ創作や問題解決が成果を上げる事例が増えている。オープンソフトウェアの開発と改善,チェスのプロ棋士との対戦,さらに音楽や動画の協働的創作などアマチュアユーザーのコミュニティとそこに集まる「ネット集合知」が、専門家の有する専門知を凌ぐアウトプットを生み出している。
 今回の研究報告ではオンライン・コミュニティ『みんなで翻刻』について,一般のユーザーが多数参加して専門的な古文書を解読し,集合知の成果を引き出すユニークなプラットフォームの仕組みから開発者より紹介していただく。
 

 
【報告者プロフィール】
橋本雄太氏橋本 雄太(国立歴史民俗博物館 助教)
 『みんなで翻刻』(https://honkoku.org/)は,江戸時代以前に筆記・出版された古文書などの歴史資料について,オンライン・コミュニティの手により「翻刻」(活字化)するユーザー参加型プロジェクトとそのプラットフォームである。2017年に京都大学古地震研究会により地震史料の翻刻プロジェクトとして出発して,2019年のリニューアルを経て,歴史資料一般を対象としたプラットフォームへと発展した。これまで6,000人以上の参加により1,700点以上の資料が翻刻される成果を上げている。
 古文書の翻刻は長期間の修練を要するきわめて高度な作業であるが,『みんなで翻刻』はユーザー・コミュニティの集合知とAIを活用することで,専門家が介在せずとも高精度な解読が実現する仕組みを整えている。本発表では、開発者の立場から『みんなで翻刻』のアプローチとシステムデザインについて紹介した上で,参加者を対象としたアンケート調査の結果をもとに,翻刻に参加する人々の社会背景やモチベーションについて報告する。
 

【日時】
2022年2月2日(水)19:00-20:30(受付開始 18:45)
 

【参加方法】
Zoom
 

【注意事項】
*本報告会は、ビデオ会議システムZoomを利用します。Wi-Fiにつながった、カメラ付きのパソコンやタブレット、スマホから、ご参加ください。
*申し込みをしたら、「イベント申し込み完了メール」のリンクからご参加ください。なお、参加にあたり、Zoomのアカウントは不要です。
*すでにZoomアプリをインストールしている場合は、最新版にアップデートしてからご参加ください。
*学会員向けの報告会のため、映像や音声の録音は禁止です。接続先のリンクを第三者に教えないでください。
*研究会側で、「ビデオの開始(映像オン)」、「音声ミュート」を初期設定しています 。なお、ご自身の背景などカメラに映るものに著作権上の問題がないようにご注意ください。
*質問は、適時チャットにコメントください。質疑応答の時間に取り上げます。なお、全て対応できない場合はご容赦ください。
*当日は、サイト掲載のためZoomの様子を画像キャプションする予定です。問題のある方は、「ビデオの停止(映像オフ)」にしてください。なお、前述した著作権上の問題はご注意ください。
*オンライン開催にあたり、運営側が不慣れなためのトラブルや、参加者のインターネット接続、映像・音声等のトラブルには対応できないことを、あらかじめご了解ください。
 

【参加費】
無料
 

【定員】
先着30名
 

【応募締切】
2022年2月1日(火)
 

参加申し込みはこちら

 
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