マーケティング・
リサーチプロジェクト

オムニチャネル研究会

【研究目的】
 近年、ICTの発展によるコンタクト・ポイントの増加やビッグデータ処理技術の進展にともない、小売企業が店舗、ウェブ、コールセンター、携帯電話といった販売・コミュニケーション・チャネルを多様化し、シームレスな顧客体験を提供することにより、顧客価値の増大と顧客の囲い込みを図ろうとする動きが活発化している。オムニチャネルと呼ばれる戦略行動がそれである。
 本研究は、店舗とウェブを前提とする欧米型オムニチャネルに対して、百貨店、総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、専門店、インターネットといった日本の小売企業に特徴的な多業態性を包含した日本型オムニチャネル、ならびにそうした小売環境のもとでのオムニチャネル・ショッパーの特性を産学共同プロジェクトにおいて明らかにすることを目的とする。

 

【研究方法および研究計画】
 オムニチャネル研究会は、日本の小売企業に特徴的な多業態性を包含した日本型オムニチャネル、ならびにそうした小売環境のもとでのオムニチャネル・カスタマーの特性を産学共同プロジェクトにおいて明らかにすることを目的とする。
 今年度は、夏に刊行予定の日本マーケティング学会リサーチプロジェクト/オムニチャネル研究会編『オムニチャネル時代の顧客戦略』(千倉書房)の編集作業を進めるとともに、以下の2つの取り組みを行う。①月例の研究会においてオムニチャネル担当の外部スピーカーを招いて報告を受け、そこでの知見を踏まえて、オムニチャネル戦略の事例研究を進める。②米国ノースウェスタン大学大学院IMC学科准教授Vijay Viswanathan氏との共同研究により、オムニチャネルの日米比較に研究領域を拡大する。①②の研究成果は、カンファレンスならびに春のリサプロ祭りで公表する予定である。

 

【研究期間】
2016年4月~2020年3月

 

【リーダー】
近藤 公彦 小樽商科大学大学院 商学研究科 教授

 

【企画運営メンバー】
金  雲鎬 日本大学 商学部 教授
太宰  潮 福岡大学 商学部 准教授
西原 彰宏 亜細亜大学 経営学部 准教授
中見 真也 経済経営研究所 客員所員
今井 紀夫 一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 博士後期課程
奥谷 孝司 一橋大学大学院 商学研究科 博士後期課程 / 株式会社顧客時間 共同CEO 取締役
角井 亮一 株式会社イー・ロジット 代表取締役
杉田 愼一郎 伊藤忠商事株式会社
影井 智宏  株式会社浜銀総合研究所 情報戦略コンサルティング部 主任研究員

 

【研究報告会の案内】
次回開催日が決定次第、お知らせします。
 
【研究報告会レポート】
第3回 2019年3月16日(春のリサプロ祭り)
>「オムニチャネルのフロンティア」
近藤公彦(小樽商科大学大学院商学研究科 教授)・緒方恵(中川政七商店 取締役 兼 コミュニケーション本部 本部長)・中見真也(学習院大学 経済経営研究所 客員所員

 
第2回 2018年3月18日
>「オムニチャネル時代の顧客戦略」
近藤公彦(小樽商科大学 副学長)・林直孝氏(株式会社 パルコ 執行役 グループICT戦略室担当)・村田昭彦氏(BAYCREW’S GROUP 前上席取締役)・奥谷孝司(オイシックス株式会社 執行役員 統合マーケティング部 部長)・逸見光次郎(元株式会社キタムラ EC事業部長、執行役員オムニチャネル(人間力EC)推進担当、現オムニチャネルコンサルタント)・中見真也(学習院大学 経済経営研究所 客員所員)

 
第1回 2016年7月16日
>「日本型オムニチャネルの現状と課題、そして新たな可能性」逸見光次郎氏(株式会社キタムラ 執行役員 経営企画室 オムニチャネル(人間力EC)推進担当)

 
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