マーケティング・
リサーチプロジェクト

スポーツマーケティング研究会

【研究目的】
 「スポーツマーケティング」という言葉が初めて用いられたのは、1979年に出版された米誌「アドバタイジング・エイジ」であるが、それ以降、スポーツ産業の発展と、スポーツ権利ビジネスのスキームの構築によって、スポーツマーケティングの認知度は飛躍的に高まった。スポーツマーケティングには、「スポーツのマーケティング」と「スポーツを利用したマーケティング」の2種類がある。前者はプロスポーツや競技スポーツ団体、民間スポーツクラブ・施設などが行うマーケティングで、観客、登録会員数、利用者を増やすためのマーケティングが含まれる。後者は、スポーツを活用した公共広告、まちづくり、企業の製品売上およびブランドイメージの向上などである。スポーツスポンサーシップに関する研究などもこの範疇に入る。最近では、企業が自社のCSRの一環として、スポーツ団体をサポートする取組も始まっている。これもスポーツの社会的価値を活用したスポーツマーケティングのひとつである。
 さらに将来的には、スポーツ産業の発展にともなう領域の拡大とともに、チェス・囲碁などの「マインドスポーツ」や、複数の競技者がコンピューターを使って対戦する「eスポーツ」なども注目を集めつつある。さらに、超長期的には、現在月面での生活を想定したプロジェクトがJAXAを中心にスタートしているが、無重力の宇宙空間や6分の1の月面における、身体の運動・スポーツの在り方、宇宙での「するスポーツ」や「見るスポーツ」といった領域にも研究の範囲は広がるものと想定される。
 よって本研究会では、時代とともに拡大・発展してきたスポーツを、自治体や企業の発展、そして生活者のQOL向上のために、どのように活用するかをテーマとして、新しいイノベーションを興す領域(ビッグデータ・A1など)との関係性の検証も含め、スポーツマーケティングの進むべき方向性について、多くの識者のご意見をいただきながら研究を進めて行きたい。

 

【研究方法および研究計画】
 まず、‘スポーツマーケティング’のこれまでの進化を参加者と共有し、今後、‘スポーツ’が世の中のどのような領域で新たな貢献が期待できるかをテーマとし、研究会をスタートさせる。
 その後、新たなテーマ設定に基づき、将来のモデルとなるような新潮流を示唆する事例を取り上げ、産官学で関わられている方々からお話をうかがうなどして、検証を深めていく。これらの検証を重ね、得られた知見について理論の体系化を図り、将来的には、書籍化を目指したい。

 

【研究期間】
2016年4月~2018年3月

 

【リーダー】
原田 宗彦 早稲田大学スポーツ科学学術院 教授

 

【企画運営メンバー】
松岡 宏高 早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授
押見 大地 早稲田大学 スポーツ科学学術院 助教
藤本 淳也 大阪体育大学 教授
辻  洋右 立教大学 経営学部 准教授
新井 彬子 東京理科大学 助教
足立  勝 ニューヨーク州弁護士・早稲田大学 知的財産法制研究所 招聘研究員
西村  忍 東洋大学マーケティング学科 准教授
荒井  誠 (株)電通 主任研究員

 

【研究報告会の案内】
第4回 2017年6月2日
>「スポーツイベント マーケティング」

 
【研究報告会レポート】
第3回 2017年6月2日
>「スポーツ×アカデミックを考える」
 
第2回 2017年3月18日(春のリサプロ祭り)
>「スポーツマーケティングの理論と実際」
 
第1回 2016年7月9日
>「オリンピック・マーケティング」

 
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