マーケティング・
リサーチプロジェクト

鉄道沿線マーケティング研究会

【研究目的】
 都市に暮らすサラリーマン、OL、有職主婦などの勤務者は、自宅と勤務地を結ぶ通勤経路、つまり鉄道沿線内の商業施設への消費依存度が高いという特徴がある。定期券保有者は消費行動(サービス含む)の約8割(件数ベース)を普段利用する鉄道沿線内で行っている(※JEKI調べ)。 場所を指定された飲み会やこだわりの買物、レジャーなどを除いて沿線を外れることはない。都市マーケットとは、言うならば生活者ひとりひとりの鉄道沿線内の消費を足し上げたものであり、多様な“線状のマーケット”が幾重にも重なって堆積しているに過ぎないと言えよう。「鉄道沿線マーケティング研究会」は、このように都市マーケットを実態に符合すべく“線状のマーケット”の集合という視点で捉え直す事で、新たなマーケティング機会を発見し、都市生活者の生活価値向上に貢献しようとする試みである。女性の社会進出、働き方改革など様々な社会変化の中で、都心から郊外へと伸びる鉄道沿線の駅や駅前事業者、商店街などの役割はますます重要になると思われる。多様なメンバーが様々な角度からアプローチすることで知見を拡大し、それらを統合することで理想的な沿線像の提示につなげていきたい。

 

【研究方法および研究計画】
<共同研究テーマ>
満足要因の探索
 生活者の満足度が高い鉄道沿線とは何か。沿線生活者の生活価値を向上させる要因とは何か。
 *家族状況、経済状況など、個人の内部事情は検討の対象外とする。
<個別研究テーマ>
 共同テーマの研究を参考にしつつ、下記のような個別課題を設定し、各々知見を深める中で沿線の新たなマーケティング機会や戦略を創出。多様なマーケティング主体者の課題解決の方向性を探る。
テーマ(例)

  1. 未来の駅研究
  2. 沿線生活者を幸福にする駅ビル・駅ナカとは
  3. 途中下車の推進による駅商業施設、駅前商店街の活性化
  4. 移動データから見えるもの
  5. これからの交通広告を考える
  6. 駅街一体のまちづくりのあり方とは
  7. 駅起点のコミュニティの可能性
  8. 鉄道沿線の観光地活性化を考える
  9. 沿線ブランディングの方法論
  10. MAAS時代の駅及び駅商業施設とは

<研究の集約>
共同研究の成果及び個別研究の成果を集約して、未来の理想的な沿線像を考察する。

 

【研究期間】
2019年4月〜2020年3月

 

【リーダー】
加藤  肇 産業能率大学 経営学部 教授
 

【企画運営メンバー】
田村 高志 (株)小田急エージェンシー コミュニケーションデザイン局 プランニング部長
水師  裕 武蔵野美術大学 客員研究員、
      (株)リサーチ・アンド・ディベロプメント(R&D) マーケティングアドバイザー
森田 英行 (株)メトロアドエージェンシー 第4営業局長
高橋 伸治 (株)ジェイアール西日本コミュニケーションズ コミュニケーション・プランニング部長
石松 里子 (株)西鉄エージェンシー
松本 阿礼 (株)ジェイアール東日本企画 駅消費研究センター お茶の水女子大学大学院 博士後期課程

 

【研究報告会の案内】
次回開催日が決定次第、お知らせします。
 

【研究報告会レポート】
第1回 2019年8月29日
> 「鉄道沿線マーケティングの視点」
加藤肇(産業能率大学 経営学部 教授)・松本阿礼((株)ジェイアール東日本企画 駅消費研究センター、お茶の水女子大学大学院 博士後期課程)・水師裕((株)リサーチ・アンド・ディベロプメント マーケティングアドバイザー、筑波大学大学院 博士後期課程)・田村高志((株)小田急エージェンシー コミュニケーションデザイン局 プランニング部長)・高橋伸治((株)ジェイアール西日本コミュニケーションズ コミュニケーション・プランニング部長)

 
Join us

会員情報の変更や、領収書の発行などができます。

入会についての詳細はこちらから。

member