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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
| 国家ブランドの分析枠組み |
| ブランド・パーソナリティ分析とステレオタイプ内容モデルからのアプローチ |
| 井上 裕珠 帝京大学 経済学部 助教 |
| 阿久津 聡 一橋大学大学院国際企業戦略研究科 |
| 発行:2017年10月12日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:報告概要 |
| 要約 : この15年で国家ブランディングの動きは世界的に大きく進展した。そのような中で,国家の競争力をもたらすブランド戦略を打ち出すためには,国家ブランドの有効な分析枠組みが必要となる。本研究では,国家ブランドのポジショニングを可視化するために,ブランド・パーソナリティ分析とステレオタイプ内容モデルを基に,国家ブランドのイメージを測定したうえでマッピングすることを試みた。日本人を対象に,諸外国の国家ブランドに対して抱いているブランド・パーソナリティを測定し,温かさ次元と能力次元の2軸でマッピングした。その結果,国家ブランドを測定するうえでもブランド・パーソナリティは有効であることが確かめられた。測定されたブランド・イメージをマッピングしたところ,ステレオタイプ内容モデルが想定する相補的な関係はあまり見られなかった。当該国に対する知識の程度は,ブランド・イメージに影響していることが示された。最後に,考察と今後の展望,ならびに実務的含意をまとめた。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 国家ブランド ブランド・パーソナリティ ステレオタイプ内容モデル |
| ページ : pp.168-172 |
| ファイルサイズ : 387KB |
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