| 学会員が一同に集まって、研究報告や議論を行う研究大会です。 |
カンファレンス
複都市カンファレンス
第15回マーケティングカンファレンス2026
マーケティングカンファレンス2026の参加募集がはじまりました。10月25日(日)法政大学市ケ谷キャンパスにて開催します。
好評のリサーチプロジェクト・セッション、オーラルセッション、ポスターセッション、ランチョンセッション、基調講演など実施します。
ポスターセッション報告はエントリー受付中ですので、ぜひご報告ください。24歳までのU24対象の会員を対象とした、U24ポスターセッションも募集しています。
カンファレスのプログラムなど、より詳細な情報は、随時更新していきます。
今年も学会員の皆さんとともに、「探求と創発」の大きな渦が生まれる場となることを期待しています。
なお、若手応援割 U24対象の会員は、早期申込のみ参加費が割引になります。この機会にぜひご参加ください。
テーマ:AI共生時代のマーケティング ― デジタルのその先に ―
日 程:2026年10月25日(日)
*9:00開始-17:30終了
会 場:法政大学 市ケ谷キャンパス >MAP
授賞式・懇親会:法政大学 富士見ゲート つどひ
カンファレンス参加費
*即時入会後、参加申し込み可能。
*9月30日まで早期価格で、翌日より1,000円アップ。10月20日までキャンセル可能。
*10年目の会員更新を行った継続会員は、今回のカンファレンス(授賞式・懇親会)が無料になります。カンファレンスのお申し込みは先着順となりますので、お早めにお申し込みください。 > 継続・シニア会員制度
*ポスターセッションに第一報告者としてエントリー予定の方は、「ポスターセッション・オーラルセッションの募集要項」よりお申し込みください。
*プレスの方はカンファレンスのみ(授賞式・懇親会なし)参加いただけます。
カンファレンスの紹介(カンファレンス2025)
*2023年の動画では、カンファレンスの各プログラムの紹介をおこなっています。こちらもぜひご覧ください。
> カンファレンス各プログラムの紹介(カンファレンス2023)
ポスターセッション・オーラルセッションの募集要項
*ポスターセッションエントリーおよび報告要旨締切日:2026年9月18日(金)
> 詳細はこちら
カンファレンス担当
カンファレンス委員長:鷲田 祐一(常任理事 / 一橋大学大学院 経営管理研究科 教授)
カンファレンス副委員長:新倉 貴士(常任理事 / 法政大学 経営学部 教授)
基調講演

解題 「AI共生時代のマーケティング ― デジタルのその先に ―」
新倉 貴士(常任理事 / 法政大学 経営学部 教授)
学会における基調講演の重要な役割は、学会メンバー間での共有認識を得ることである。今回は常態化したデジタル環境について、俯瞰した視点からひとつの時代整理を行いたい。右往左往する日常からいくぶん距離をおき、今この時代で展開されているデジタル環境を前提としたマーケティングを見つめてみてみたい。現在、デジタル環境の最先端では生成AIの興亡が繰り広げられており、それらを駆使するマーケター、そして便利に使いこなす消費者が存在している。「これまでのデジタル、今日のデジタル、そしてこれからのデジタル」といった視点から認識の共有ができることを期待している。
基調講演では、『デジタル経済下の消費者行動』(有斐閣、2026年)を出版された青木幸弘先生、『デジタル・マーケティング戦略』(有斐閣アルマ、2025年)を出版された三浦俊彦先生、『母を愛していても理不尽な要求は断っていい、とAIは言った。』(集英社インターナショナル、2026年)を出版された博報堂メディア環境研究所の山本泰士所長にそれぞれ語っていただく。パネルディスカッションでは、『1からのデジタル・マーケティング』(碩学舎、2019年)を出版されている西川英彦会長、博報堂・執行役員の宮澤正憲氏に加わっていただき、活発なディスカッションをお願いしている。司会はもちろん、いつもの八塩圭子先生である!
<プロフィール>
慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了・博士(経営学)。関西学院大学商学部教授を経て、2010年より現職。専門は消費者行動研究であり、消費者の認知的な情報処理アプローチを基にしてブランドマーケティングを研究している。主要著書『消費者の認知世界:ブランドマーケティング・パースペクティブ』(千倉書房)で2006年度に日本商業学会学会賞奨励賞を受賞。2026年共編著で『ケースに学ぶ消費者行動』(有斐閣)を出版。

基調講演①「デジタル経済下の消費者行動 ― AIが問い直す『選択』のゆくえ ―」
青木 幸弘(学習院大学 名誉教授)
この30年間、デジタル化の進展は、市場や消費のあり方を大きく変えてきた。本講演では、こうした変化を時間軸の中で捉え、消費者行動を「消費行動」と「購買行動」の二つのレベルから検討する。また、技術を「基盤技術」と「実現技術」に分け、その影響を技術決定論的にではなく、社会や市場、消費者との相互作用の中で捉える。その上で、デジタル化による消費者行動の変化を「持たない消費」「選ばない消費」「生み出す消費」「つながる消費」という四つの領域から整理する。なかでもAIの進展は、「選ばない消費」をさらに進め、情報探索から比較・評価、さらには選択そのものにまで関与する可能性がある。では、選択の一部をAIに委ねるようになったとき、「選ぶ」とは何を意味するのか。デジタル化の30年を振り返りながら、消費者行動研究の中核にある「選択」のゆくえを考える。
<プロフィール>
一橋大学大学院商学研究科博士課程満期退学。一橋大学商学部助手、関西学院大学商学部専任講師、助教授、学習院大学経済学部経営学科教授を経て、2026年3月末に定年退職。専門は、マーケティング論(中でも、消費者行動論、ブランド戦略など)。最新の著作に、青木幸弘・野村拓也編著『デジタル経済下の消費者行動:新たな消費の出現とマーケティング対応』(有斐閣、2026年)がある。

基調講演②「デジタル・コンシューマーとデジタル・マーケティング戦略」
三浦 俊彦(中央大学 商学部 教授)
00年代にPCからのネット接続が普通になり、10年代にスマホからのネット接続が普通になり、ネットECとSNSの隆盛の中、いまやユビキタス消費(いつでも、どこでも、誰からでも消費)が当たり前のデジタル・コンシューマーの時代になっている。
デジタル・コンシューマーに革新した消費者に対して、企業はどのようなデジタル・マーケティングで対応していかねばならないか? そのポイントは、デジタル関係性の革新に基づくマーケティングである。つまり、企業-消費者間関係性が、アナログ関係性の時代から、デジタルの時代になり、測定可能(measurable)、リアルタイム、常時双方向、常時接続という新たなデジタル関係性に変わったわけであり、このデジタル関係性に基づいてデジタル・マーケティングを革新していくことが必要なのである。
その際に大きく利用できるのが、生成AIである。生成AIは理性(左脳)的なことも感性(右脳)的なことも助けてくれる素晴らしい秘書であり、要は使い方次第である。「生成AI=葬送のフリーレンの魔族」説という話を交えながら、皆さんと議論できれば幸いである。
<プロフィール>
1982年慶大商卒。86年同大学院博士課程中退。博士(商学)。99年から現職。95年コロンビア大学ビジネススクール客員研究員、96年ESCP(パリ高等商科大学)客員教授、2007年イリノイ州立大学客員教授。専門は、マーケティング戦略、消費者行動論。特に、ブランド、グローバル、デジタルのマーケティング戦略と、消費者情報処理、消費文化。著書に『デジタル・マーケティング戦略』(共著、有斐閣、2025年)、『ジャパニーズ・ポップカルチャーのマーケティング戦略』(共編著、千倉書房、2022年)、『日本の消費者はなぜタフなのか』(単著、有斐閣、2013年)、『グローバル・マーケティング入門』(共著、日本経済新聞出版社、2009年)、など多数。

パネルディスカッション:パネリスト
宮澤 正憲(株式会社博報堂 執行役員 研究デザインセンター長 / 東京大学 教養学部 特任教授)
<プロフィール>
博報堂入社後、マーケティング業務に従事。2001年、米国ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院(MBA)修了後、ブランドマーケティング領域を中心に、長年にわたり企業向けのコンサルティング実務に携わってきた。2024年、メディア環境研究所、生活総合研究所、生活者発想技術研究所など、複数の研究所を束ねる研究デザインセンターを新設。現在は同センターを担当し、マーケティングに関する次世代手法研究・開発に加え、「生活者とAI」などの新たな生活者研究にも取り組んでいる。同時に、東京大学などにおいて、高等教育とビジネスの融合をテーマとしたさまざまな教育活動も推進。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科客員教授。著書に『東大教養学部が教える考える力の鍛え方』『応援したくなる企業の時代』など。

基調講演:司会、パネルディスカッション:コーディネーター
八塩 圭子(副会長 / フリーアナウンサー / 東洋学園大学 現代経営学部 教授)
<プロフィール>
上智大学法学部卒業。テレビ東京で10年務めた後フリーアナウンサーに。法政大学大学院社会科学研究科経営学専攻マーケティングコース修士課程修了。関西学院大学商学部准教授、学習院大学経済学部経営学科特別客員教授を経て、2016年4月から東洋学園大学現代経営学部准教授、2021年4月から現職。報道番組司会、コメンテーターなど多数。伊澤タオル株式会社社外取締役。日経クロストレンドで「八塩圭子の話したくなるマーケティング」連載中。「読売マーケティング賞」選考委員。
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