オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 
小規模私立大学におけるブランディングの有効性
実践的ブランディングを踏まえての考察
上條 憲二
愛知東邦大学 経営学部 教授
発行:2018年10月08日
分類:一般報告
掲載形態:フルペーパー
要約 :
今日の日本の大学経営は18歳人口の減少に伴い,経営困難校が増大する。現在,私立大学の4割強が定員割れを起こしている。日本私立学校振興共済事業団によると分析対象の私立大学660校のうち,43.5%の大学の経営が厳しい状況(経営危機・破綻する恐れ)にある。特に,小規模私立大学は深刻な状況である。この状況を打開するために,ある小規模私立大学が一部の企業で行われているブランディング手法を経営改革活動に取り入れ推進した。その大学は2014年から活動を開始し,4年後の2018年4月に新ブランドコンセプトとともに再スタートを切った。2018年度の入学志望者,入学者は過去最大となり,数年続いていた定員割れは解消し,学生・教職員の意識の変化も見られる。この事例から,進め方によっては小規模私立大学にとってブランディングは有効に働くと考えられる。特に,ブランディングを開始する前段階での構成員の意識の醸成,活動を進める中での情報の共有化,コンセプトの納得性,学内教職員に対するブランド浸透活動,コンセプトに基づく施策の一貫性などはブランディングを成功に導くために有効であることが明らかになった。
キーワード : 18歳人口減少 大学経営危機 大学改革 ブランディングフレームワーク ブランド経営
ページ : pp.118-130
ファイルサイズ : 778KB


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