オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 
農地マーケティングの役割
海外輸出に向けた農地の最適ポートフォリオに関する一考察
上野 美咲
和歌山大学経済学部 特任助教
足立 基浩
和歌山大学経済学部 教授
発行:2018年10月08日
分類:一般報告
掲載形態:フルペーパー
要約 :
 近年,農林水産物の海外輸出戦略が注目されている。輸出入バランスの改善の役割を担うだけでなく,海外への文化としての日本食の周知を行うことができ,各国との橋渡しの役目としての期待も大きい。さらに,国内の産地でも農林水産物の新たな販路拡大やそれによる所得の向上,国内の価格下落に対するリスク軽減等のメリットがある。
 著者が2016年8月に訪問した香港でのFood Expoでは,日本の商品が多数出品されていたが,その多くの農林水産物は複数の商品が組み合わされて販売されていた。出店者はそれぞれの農林水産物の価格とその変動率を意識して販売しているものと思われる。本稿では,農林水産物の輸出の現状を述べた後,農林水産物の海外の需要拡大を狙ったマーケティングの役割について考察し,国内の価格下落等に対する国内産地のリスク軽減への示唆として,いくつかの農産物のシミュレーションを行う。ここでは,農産物の価格と変動率の組み合わせによるポートフォリオと,土地利用との関係を理論的に考察したのち,今回取り上げた農産物の中で最も変動率が低いモモを機軸に数値例を紹介したい。その上で,輸出に向けた産地のマーケティングのあり方について示す。
キーワード : 農産物輸出 産地のマーケティング・マネジメント リスクマネジメント
ページ : pp.153-161
ファイルサイズ : 761KB


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