オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 
組織風土改革の意義を,「ハビトゥス」で読み解く
内閣府レポートが掲げたオープンイノベーションに好適な組織風土要件を参照して
森 泰規
株式会社 博報堂 BID局 ディレクター
発行:
分類:一般報告
掲載形態:フルペーパー
要約 :
組織風土改革に向けた活動は投資に対して実証性の説明が難しいとの指摘がしばしばなされる。しかしその価値は社会学的ディシプリンに基づく限り, ホフステード(Hofstede, 1991=1995)が、ブルデュー(Bourdieu, 1979=1990, 1980=1988)の「ハビトゥス」概念を参照しながら, 「個々人の価値観」が集合的に「組織の業務慣行」として表出するという企業文化の構造を解析したことによって1980年代から実証されている。今回筆者は内閣府が公開(2019)した「オープンイノベーションに好適な組織風土」として示される指標20個のすべてに対し, 筆者が指標として掲げるクリエイティブな組織風土「美しい自然や芸術作品に触れることの価値を理解し・実践している」ことが, 有意な影響(χ2乗検定 1%水準で有意)をもたらすことを、日本の勤労者3000名(有効回答2813名)に対して行った意識調査を通じて解明した。このことは何らかの形で企業組織の風土を自然や芸術などを媒介してよりクリエイティブな方向へ改革していくことで, オープンイノベーションを起こしやすい組織へと変質させることができると示唆する。またそのことにより組織風土改革の実証的意味を示したものである。
キーワード : 組織風土 ハビトゥス オープンイノベーション
ページ : pp.
ファイルサイズ : 255KB


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