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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
| 創薬ベンチャーのオープン・イノベーション |
| ライセンシングのためのコミュニケーション |
| 冨田 健司 同志社大学 商学部 教授 |
| 発行:2020年12月16日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 創薬ベンチャーは基礎研究や探索研究に特化する経営資源の選択と集中により,新薬へと発展できそうな候補物質を見つけ出し,それを製薬企業などへライセンシングする。オープン・イノベーションを前提とした研究開発行動をとっているが,ライセンシングの実際の件数はさほどでもない。そこで本研究では,オープン・イノベーションのパフォーマンスに影響を与える要因を探るため,7つの仮説を設定し,質問票調査を行った。創薬ベンチャー349社に質問票を郵送し(41通が宛て先不明),42社から有効回答を得た(返信率は13.6%)。重回帰分析を行った結果,オープン・イノベーションにおけるコミュニケーションの重要性を見出すことができた。技術志向型の企業において,コミュニケーションへの意識は低くなりがちだが,コミュニケーションや顧客志向への意識を高めることが,オープン・イノベーションのパフォーマンスを高めることになるのである。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 商談 顧客志向 新規性 技術志向型企業 |
| ページ : pp.333-340 |
| ファイルサイズ : 514KB |
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