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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
| ライブコマースによって変容する消費行動 |
| 中国の先進事例と日本での兆し |
| 劉 亜菲 株式会社KDDI総合研究所 アナリスト |
| 発行：2021年10月29日 |
| 分類：一般報告 |
| 掲載形態：報告概要 |
| 要約 ： 本稿はライブコマースによって変容する消費行動を考察し，Withコロナ時代におけるマーケティング課題の解決にライブコマースが貢献する可能性および活用の施策を提言する。本稿では，まず，中国で先進したライブコマースの特徴と先行研究に基づいて，同サービスがもたらしたマーケティングの構造変化を考察する。主に，価値の伝達と提供が時間的・空間的に融合していることと，ECサイトが商品中心型から人中心型へ構造的に再編成されていることの２点である。次に，この構造変化が引き起こした消費行動の変容について，情報収集の動因の漠然性と購買意思決定の突発性への増幅を論じる。その際に，従来の消費行動を捉える「ファネル」理論とそのアンチテーゼをレビューした上で，「パルス型消費行動」の概念と分析枠組みを援用する。続いて，日本におけるライブコマースの受容性および受容性を高める施策を，Webアンケート調査の結果を踏まえて分析・提言する。 |
| キーワード ： マーケティングの構造的変化 消費行動の変容 パルス型消費行動 受容性 |
| ページ ： pp.295-296 |
| ファイルサイズ ： 240KB |
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