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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 
地域の交流人口増加に寄与するアクティブ型商品開発とその汎用性
地域社会の思いを新商品に局地化するマーケティング活動
平田 和也
発行 : 2016年10月12日
報告要旨 :
 地方経済活性化のあらゆる対策に注目が高まっている。なかでも地場産業にとって,地域資源を活用した商品開発は期待される取り組みである。しかし,地域資源の活用は大手メーカー,大手小売業のPBにおいても活発化している。今後は一層,地場として本質的な効果をもたらす商品開発のあり方が問われる。
 地域活性化には交流人口の増加が望ましい。そのためには閉鎖性を持った価値創造が重要である。地域活性を担う者が商品開発のプロセスを通じて地域社会の「思い」を醸成し,商品を局地化する。地域資源を活用しつつ,横断的でアクティブな商品開発が求められる。
 例えば,鹿児島県「枕崎市通り会連合会」のグルメ開発プロセスが挙げられる。同会が考案した「枕崎鰹船人めし」はグルメ各賞を総なめにし,地域交流人口の増加に寄与している。当初の年間予算5千円,発起人は畳屋の主人という通常の条件ではない,ひとつの通り会の取り組みが,漁業組合や行政を動かし,地元住民も推進勢力となった。賛同の拡散が直接商品価値に波及したことは特筆すべきである。各地で地域資源には差があるが,商品開発プロセスによる価値マーケティングは汎用性があることを指摘したい。
キーワード : 地域資源 アクティブ型商品開発 局地化 閉鎖性 枕崎市通り会連合会


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