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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 
スマート農業普及のためのマーケティングと課題
畜産業を対象とした事例研究に基づく考察
小林 智
早稲田大学大学院 経営管理研究科
発行 : 2019年11月26日
報告要旨 :
スマート農業という新たな技術革新が起きようとしている。農林水産省の定義によれば,スマート農業とは,ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用し,省力化・精密化や高品質生産を実現するといった新たな農業のあり方のことである。農業従事者の高齢化や新規就農者の減少など,人的資源がより限定的になる未来へ向かう農業にとって,技術革新による効率化は不可欠とも言える。しかし現実には,その普及は進んでいない。
本研究では,スマート農業の中でも,とくに技術革新で遅れている畜産業を対象とする。技術革新による品質向上,安定供給や省力化による生産効率の向上等といったメリットのみならず,導入を見合わる理由についても複数の事例で考察し,スマート農業の普及を阻害する共通・個別要因を導くことを目指す。
対象事例は,出荷時に豚の体重を測定するスマート計測器の開発と販売,ワクチン注射の負荷軽減のための取り組み等,畜産農家の顕在的・潜在的ニーズを洞察したうえで選択する。先行研究が少ない中,独自に収集した情報に基づく考察を通じて,マーケティングの観点からスマート農業普及の条件を明らかにすることが本研究の貢献である。
キーワード : スマート農業 技術革新 現場での潜在的ニーズ


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