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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 
社会連携型PBLによるエンゲージメントの獲得について
広告計画を通した「ガクチカ」作りの支援
春木 良且
フェリス女学院大学 国際交流学部 教授
佐藤 結佳子
東京大学大学院 学際情報学府
発行 : 2020年12月16日
分類:一般報告
報告要旨 :
現在の高等教育では、15回の授業と予習復習の時間が厳密に定められており、かつてとは異なり、文科系大学生でも学びに多くの時間を割いている。学生にとって、社会活動を行う機会は、アルバイト、サークル、インターンシップ、ボランティア程度に限られている。
大学の教養教育の現場からは、大学生の過半数を占める文科系の学生にとって、社会体験を通して学びの内容を検証する機会が少ない点が、大きな課題である。例えば就活で必ず問われる「学生時代に力を入れたこと」、通称ガクチカの題材に、多くの学生が苦労をしている。
報告者は、正規授業外で、企業やNGO、自治体などの社会セクターと連携し、学生と共に課題学習(PBL)を行うことで、学びを通した社会体験の提供を推進している。広告、PRの課題は、対象である企業等を俯瞰して理解することで学習効果が高い。さらに学びの対象とした企業や地方自治体に対して、学習者である学生は「ファン」になってしまうということが多い。地方自治体にとっては、関係人口の確保の貴重な機会でもある。
本報告では、課題学習として広告プロジェクトを実践した経験について、学生の意見も含めて明らかにする。
キーワード : プロジェクト学習 エンゲージメント 関係人口 大学生 ガクチカ


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