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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 
医療機器メーカーのproduct oriented 戦略は可能か
佐藤 大輔
メリットメディカル・ジャパン株式会社
発行 : 2020年12月16日
分類:一般報告
報告要旨 :
医療機器におけるAI,IoT,ロボティクス等の各種新技術の付加は,医療費削減という医療業界最大の課題を解決しつつ医療の質の更なる向上をもたらす。 一方で,患者が自身のデータを管理することにより医療の主体が医療従事者から患者へシフトすると共に,データ分析に基づいた機器・サービスが求められるようになることが予想される。従来は医師の現場ニーズに応じて診断・治療機器の開発を行ってきた医療機器メーカーも,機器単体の開発・販売だけでは十分な付加価値を確保できなくなり,データ分 析を含めた診断支援サービスや,モニタリング機器を通じた遠隔診療サービス,医師向けトレーニ ングの提供などのソリューション提案まで事業の幅を拡大していく必要性が高まっている。これらはビジネスモデルの転換を目指す「製造業のサービス化」の進化の過程と捉えることができ、多くの製造業・医療機器メーカーがビジネスのサービス化に 取り組んでいるが,想定した成果が上がらない場合も散見される。本研究では,「サービス化」に至らずとも製品とサービスのマーケティング・ミックスを最適化することで,「モノ売り」で居続けるための要素を明らかにしたい。
キーワード : 医療機器 サービス化 マーケティング・ミックス


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