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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 
個人向け広告の接触タイミング最適化に向けた一考察
記憶のモデル化と傾向スコアによる共変量調整の視点から
加藤 貴大
発行 : 2016年10月12日
報告要旨 :
 接触回数の少ない状況をを前提に、記憶の持続に最も効果的な広告露出の間隔最適化を目指す研究について経過報告を行なう。記憶の「残存量」には微分方程式によるモデル化を行った。記憶関連の話題でしばしば取り上げられるエビングハウスの忘却曲線は、元論文からの引用の誤りが少なからず存在し、また広告のように意味を持った情報の記憶について結果をそのまま流用することは実験の仮定が異なるため適切ではない。モデルにはプロトタイプとして過度な複雑化を避けるため、単純な1階の微分方程式を用いた一方、個人差のある「記憶可能容量」をもパラメータに組み込んである。記憶可能な情報量および再接触による記憶の持続度合いは、デモグラフィック変数をはじめ多くの個人特性に依存することが予想される。そこで、本研究では傾向スコアによるセミパラメトリック解析を用いることで、因果効果が適切に測定されるよう工夫を加えた。意味を持つ記憶情報として取り扱いが簡便である英単語を用い、簡単な実験環境を用意することで、実社会の広告戦略にも拡張され得る示唆を与えることを目指している。
キーワード : 広告戦略 記憶のモデル化 因果効果の推定 セミパラメトリック解析 間隔型学習


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