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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 
百貨店におけるブランド資産の内包的活用と外延的活用
平田 和也
中央大学大学院戦略経営研究科/高島屋
発行 : 2017年10月12日
報告要旨 :
 百貨店業界の先行きは厳しいままである。長年の歴史を持つからこそ,伝統的な消化仕入取引から,自主編集売場の拡大やPB強化などといった商品戦略の転換は困難であり,進度に問題があるようである。
 業績悪化の要因として,上述した仕入形態による自主性欠如に目が向けられることが多い。しかし,その問題に終始するならば,旧来の物販を続けていく発想から抜け出せないだろう。
 百貨店は屋号としてのブランドをあらゆる側面から強化してきた。コーポレートブランドを次のビジネスモデルへ転用できる可能性は十分にある。興味深いのは業界内でもブランド資産の活用度合い,根本的な戦略に差異が見られる点であり,ブランド資産を店舗に内包的に活用するモデル,あるいは百貨店事業外でブランド資産を展開させるといった外延的に活用するモデルに大別できることである。
 百貨店は売上減少が続いているものの, 我が国の大型店において類を見ない長寿業態であり,業態特性は今なお存在している。これまで蓄積されたブランド資産の用途を整理し,多角的視点で利活用の方向性を検討していくことが重要であることを指摘したい。
キーワード : 百貨店 取引形態 ブランド資産 内包的活用 外延的活用


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