ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.6 |
口コミにおける言葉の影響について |
平方 文哉 京都大学大学院 博士後期課程 |
発行 : 2017年10月12日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 近年、SNSが普及したことによりネット上で消費者による製品のレビューに触れる機会がますます増えている。そのため、消費者行動の分野においてもオンラインの口コミ(eWOM)の研究は盛んに行われている。これまでの研究では、口コミ話者の属性や受けの情報の受け取り方など様々な要因による影響が研究されている。 しかし、これまでの研究では、口コミを行う時の状況や送り手・受け手に関して注目が集まり、口コミの内容自体に注目したものはそれほど多くない。そこで、本研究では、口コミ時に使用される言葉に注目し、どのような言葉遣いが口コミの受け手の製品への態度に影響をあたえるのかを考察する。 言葉遣いによる影響が明らかになることで、某大な口コミ情報の中でもどのような内容が受け手に影響するのかを判断することができ、企業がどのような口コミ情報に注目してもらうかのヒントにもなる。それにより、企業による口コミ情報の活かし方に対し、実務的な視点でも貢献することができると考える。 |
キーワード : 口コミ 言葉遣い 消費者行動 |
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