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第67回マーケティングサロンレポート「モノヅクリにお金を廻す -日本百貨店の考える「地方創生」-」

第67回 マーケティングサロン
「モノヅクリにお金を廻す -日本百貨店の考える「地方創生」-」
日程:2017年11月27日(月)19:00-21:00
場所:日本マーケティング協会 東京本部
ゲスト:鈴木 正晴 氏(株式会社日本百貨店(にっぽんひゃっかてん) 代表取締役社長、日本百貨店 ディレクター 兼 バイヤー、群馬県 桐生市 PR大使)
サロン委員:浅倉 泉・織田 由美子・飯島 聡太朗
 
【サロンレポート】
鈴木正晴氏 今回のサロンでは、「日本百貨店(にっぽんひゃっかてん)」の代表取締役社長 鈴木氏に、日本のモノヅクリに対する想いや事業を起こすに至ったきっかけ、地方創生に対する考え方をご紹介いただきました。
 日本百貨店では、日本全国から選りすぐりの食品・伝統工芸品・雑貨等の販売を通じて、職人や農家などの「作り手」と「買い手(顧客)」、作り手の想いを顧客に届ける「売り手」、この3者の出会いの場を創出しています。たとえば、職人や農家などの「作り手」の想いやこだわりを、「売り手」が学び、この作り手の想いを、「買い手」にわかりやすく届けていきます。
 また、「作り手」が直接、店頭に立ち、「買い手」と直接会話し、商品を手渡したり、様々な地域の作り手同士や自治体の担当者が顔を合わせ情報交換します。地方と都市を結びつけ、品質の良い国産商品が正当に評価される仕組みづくりの現場です。
 
三方良し
 講演中、近江商人の心得である「三方良し」(売り手良し、買い手良し、世間良し)というキーワードを何度も繰り返されていました。「売り手」も「買い手」も「作り手」も、対等の立場で仕事をし、全員にメリットがある姿が、事業の考え方の中心軸にあります。
 

おもいやり
 鈴木社長は、日本百貨店のマーケティングは、すべて「おもいやり」と言います。相手の立場を常におもいやり、行動する。自分のことだけではなく、全体が良くなるように、常に周りを気遣うことを商売するうえでの信念としています。
 そのため、モノヅクリから商品の陳列まで、徹底的に、相手を思いやって行動し、スタッフにも、その方針を徹底しています。
 
 
【サロンを終えて】
 「まずは、プロダクトアウトの発想から始まり、その後、顧客とのコミュニケーションを考えるときに、マーケットのニーズを考える」という鈴木社長の言葉が印象的でした。自分が売りたいモノを売る。想いを共有できる作り手が作ったモノを売るという信念が、マーケットに受け入れられていると感じました。海外展開もされているようですので、日本人として外国人に伝えたいモノが海外で、どのように広まっていくか、とても楽しみです。
 
集合写真
集合写真(前列右から4人目が鈴木氏)
 
(文責:浅倉 泉)

 
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