ニュースリリース

第5回マーケティングサロンレポート
「“Choi Labo” in KANSAI」

第5回 マーケティングサロン「“Choi Labo” in KANSAI」

ミニ講演:石井淳蔵先生(流通科学大学学長 日本マーケティング学会会長)
日程:2013年5月17日(金)18:00~20:00
場所:アサヒ ラボ・ガーデン
サロン委員:小林哲・廣田章光

 

【サロンレポート】

関西で初めてのマーケティングサロン。通常のマーケティングサロンは、参加者を絞りゲストの方とじっくり話す機会をもつことを目的としていますが、今回は、通常のマーケティングサロンに先立ち、関西在住の(またはアクセスが容易な)会員が集まり親睦を深めることを第一の目的に大人数のマーケティングサロンを開催しました。
関西でのサロン活動のキックオフ・パーティ。なお、会場の都合や学会プロモーションの意味もあって、今回は日本マーケティング学会に関心がある非会員の方も参加。結果として、会員46名、非会員26名、計72名の方が参加し、盛大なサロンとなりました。

 

【概要】
● 石井会長のミニ講演
まずは、石井淳蔵会長のミニ講演。学会のフェイスブックで、発起人の方々の「私が影響を受けたマーケティングの一冊」を紹介していますが、この中でフィリップ・コトラー氏とデービット・アーカー氏の両氏が、共にピーター・ドラッカーの著書をあげていることに触れ、経営におけるマーケティングの重要性を指摘したドラッカー氏の貢献を改めて指摘されました。

それにも関わらず、日本企業においてマーケティングの地位は必ずしも高いとは言えず、マーケティングの地位を高めることがマーケティングに携わる者の共通の課題であること。その一方で、企業以外の非営利部門でマーケティングに対する関心が高まっており、研究者・実務家を問わずその期待に応える必要があること。さらに、今日のマーケティングの知は、実務家と研究者が区別なく融合して創り出すものであり、課題の共有、実践での連携、知の共創が、本学会を設立した目的であることを話していただきました。
 
講演中の石井会長 会場の様子
写真左から、講演中の石井会長、会場の様子
 

● 懇親会
その後、本学会の発起人のひとりで理事でもある(株)マンダム取締役専務執行役員の桃田雅好氏による乾杯の挨拶があり、懇親会がスタート。ここで初めて会う会員同士も多く、名刺交換に始まり、会話が途切れることもなく活発な意見交換が行われました。

 

参加者の集合写真 桃田理事による乾杯の挨拶
写真左から、参加者の集合写真、桃田理事による乾杯の挨拶

 

【サロンを終えて】

関西で初めて、また、通常のかたちと少し異なるマーケティングサロンということで、最初は非常に不安でしたが、多くの会員にお集まりいただき、終始和やかな雰囲気の中でサロンを行うことができました。石井会長のお話は、現在のマーケティング課題および私たちが進むべき方向を明らかにし、研究者と実務家が共に集い議論する意義を改めて考えさせるものでした。石井会長をはじめ参加してくださった会員の皆様、そして、裏方で手伝ってくれた皆様、ありがとうございました。

 

(サロン委員:小林哲)

 
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