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リサーチプロジェクト 第7回 <ソーシャル・ビジネス研究会> |
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テーマ:「<閉ざされた社会>と<開かれた社会> — 変化の認識論」
報告者:小坂井 敏晶 氏(パリ第八大学心理学部 准教授)
2014年7月24日(木)14:00より
於:流通科学大学 大阪オフィス
生物や社会を支える根本原理は同一性と変化であり、この2つの相は互いに矛盾する。システムが同一性を保てば変化できないし、変化すれば同一性は破られる。同一性を維持しながら変化するシステムは、どのように可能なのか。社会心理学は長らく、社会の変化を説明できなかった。ホメオスタシス・モデルで考えてきたからだ。変化をどう理解するか。
変化は時間概念と結びついている。ところで科学に時間は捉えられない。法則を破る現象が時間だからだ。<開かれた社会>とは、時間が流れる世界のことである。フランスの社会心理学者セルジュ・モスコヴィッシ、フランスの社会学者エミール・デュルケム、オーストリアの経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエクに依拠して、<開かれた社会>の論理構造に光を当てよう。
<開かれた社会>という標語には誰もが賛成する。しかし、その意味を我々は本当にわかっているだろうか。時間と空間を超越する普遍的価値が存在すれば、世界は閉ざされたシステムをなす。近代は神を殺し、社会を未来に開いた。<正しい世界>は原理的に存在しえない事実に気づいた。社会に生まれる逸脱の正否を、社会に内在する論理では決定できない。社会を破壊する異質な論理が社会の真っ直中から生まれてくる。外部から異文化がもたらされなくとも、社会が自ら異質性を産出する。これが<開かれた社会>である。
パリ第八大学心理学部 准教授
小坂井 敏晶 氏 ご略歴
1956年、愛知県生まれ。
アルジェリア技術通訳(1979年ー1980年)を経て、1981年にフランスに移住。早稲田大学第一文学部除籍(1981年)、パリ社会科学高等研究院修了(社会心理学博士、1994年)、フランス国立リール第三大学准教授(1994年ー2003年)の後、フランス国立パリ第八大学心理学部社会心理学科准教授、現在に至る。
主な著書
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・Les Japonais sont-ils des Occidentaux? Sociologie d’une acculturation volontaire, L’Harmattan, 1991
・『異文化受容のパラドックス』朝日選書 1996
・L’étranger, l’identité. Essai sur l’intégration culturelle, Payot, 2000(イタリア語訳Lo straniero, l’identità. Saggio sull’integrazione culturale, Borla, 2002)
・『民族という虚構』東京大学出版会 2002(韓国語訳2003、台湾語部分訳)、のち、『増補 民族という虚構』ちくま学芸文庫2011
・『異邦人のまなざし 在パリ社会心理学者の遊学記』現代書館 2003
・『責任という虚構』東京大学出版会 2008
・『人が人を裁くということ』岩波新書 2011
・『社会心理学講義 <閉ざされた社会>と<開かれた社会>』筑摩選書、2013
日時:2014年7月24日(木)14:00~17:00
13:30~ 開場
14:00~ 司会より講演者様ご紹介と参加者紹介
14:10~ 小坂井氏講演
15:50~ 休憩
16:00~ 質疑応答
場所:流通科学大学 大阪オフィス
大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKAオフィスタワー8F >MAP
参加費:500円
定員:先着15名
応募締切:2014年7月22日(火)
共催:株式会社碩学舎
【お願い】
*当日は、サイト掲載の為会場の様子を撮影予定です。問題がある場合は、当日、プロジェクト企画運営メンバーにお伝え下さい。

*報告会は定員制であり、追加募集などの処理が煩雑になるため、キャンセルができないことをご了解ください。

