ニュースリリース

第152回マーケティングサロンレポート「ホラー×テクノロジー=「ホラテク」による最新のコンテンツマーケティング」

#いまマーケティングができること

第152回マーケティングサロン:オンライン
テーマ:ホラー×テクノロジー=「ホラテク」による最新のコンテンツマーケティング
 
日程:2022年4月6日(水)19:00-21:00
場所:Zoomによるオンライン開催
ゲスト:株式会社闇 代表取締役社長CEO 荒井 丈介 氏
サロン委員:井組 正嗣、伊藤 毅、大澤 侑子、松本 鋼治
 
【サロンレポート】
荒井丈介氏 今回のオンラインサロンのテーマは、「ホラー×テクノロジーによるコンテンツマーケティング」というちょっとニッチなテーマにさせて頂きました。誰しもが持つ「恐怖」という根源的な感覚に訴えかけて、バズり(SNSや口コミを通じて、顧客エンゲージメントを創出する)を意図するエンターテインメント事業を展開している株式会社闇のCEO荒井氏。忌避する感覚と拡散を狙うバズりという一見すると二律背反なテーマを結びつける事業の概要と、忌避を乗り越えて、楽しみにまで昇華する消費者行動を紐解いて頂くことで、多くのマーケターの頭を悩ますキャズムの越え方について、考察することが出来るのではないか。そのような仮説の基にご登壇いただきました。
 今回の進め方は、株式会社闇におけるクライアント企業様とのお取り組み事例の共有並びに質疑応答という形式をオンラインで行いました。
 事例として、コロナ禍の在宅でも楽しめるオンライン配信コンテンツ「心霊配信の夜」や、ソーシャルディスタンスを保ちながら遊園地のアトラクションを満喫できるリアルイベント「地獄のゾンビ観覧車」、販促キャンペーン「最恐の8分間 映画『犬鳴村』冒頭ノーカット公開 〜恐怖回避スイッチ付き〜」等を取り上げて頂きました。これらの事例共有から、荒井氏からは、「恐怖好き」や「スプラッター」というニッチな顧客にだけ受けが良いコンテンツになることを避けながら、どこまで潜在的な顧客を取り込めるかについて、ターゲット顧客像の深い理解に鑑みながら行うコンテンツの造りこみ方について考察頂きました。
 

 
【サロンを終えて】
 荒井氏の「何が怖いかというのは日々変わってきています(中略)。ここのキャッチアップが大切です。」という言葉と「怖いもの見たさを引き付ける」という言葉が印象的でした。そこには、深い顧客指向性の理解が良いコンテンツを作る上で肝要、という意図が読み取れます。昨今の多様化した消費者行動の時代であっても、顧客理解なくしては、良いコンテンツなし。我々サロン委員にとってそのような原点回帰の学びの機会となりました。
 最後に、経営者という大変ご多忙でおられる立場にも拘らず、オンラインサロンにお時間を割いて頂いた、荒井 丈介さんには、深く御礼申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。
 

 
(文責:松本 鋼治)

 
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