第147回マーケティングサロンレポート「「日本マーケティング本大賞2021」大賞受賞記念マーケティングサロン『ブランド・インキュベーション戦略:第三の力を活かしたブランド価値協創』」 |
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第147回マーケティングサロン:オンライン
テーマ:「日本マーケティング本大賞2021」大賞受賞記念マーケティングサロン『ブランド・インキュベーション戦略:第三の力を活かしたブランド価値協創』
日 程:2022年2月18日(金)19:00-21:00
場 所:Zoomによるオンライン開催
ゲスト:圓丸 哲麻 氏(大阪市立大学 経営学研究科 准教授)
鈴木 和宏 氏(小樽商科大学 商学部 教授)
西原 彰宏 氏(亜細亜大学 経営学部 准教授)
大橋 法明 氏(金子眼鏡株式会社 店舗事業部 部長)
柴田 守 氏(株式会社有斐閣 書籍編集第2部部長)
サロン委員:京ヶ島 弥生
【サロンレポート】
第147回のマーケティングサロンは、『ブランド・インキュベーション戦略:第三の力を活かしたブランド価値協創』の「日本マーケティング本大賞2021」大賞受賞を記念して開催されました。
> 日本マーケティング本大賞2021の詳細はこちら
著者である圓丸哲麻先生の冒頭のご挨拶に始まり、鈴木和宏先生・西原彰宏先生からはブランド・インキュベーション戦略の枠組み等についてお話を伺いました。
また、本書にはブランド・インキュベーション・ストーリーも豊富に収録されていますが、その中から、金子眼鏡株式会社の大橋法明様にご登壇いただき、国内眼鏡ブランドのトップブランドである金子眼鏡のブランド・インキュベーションの実態について直接ご紹介頂きました。
また、出版を担当された株式会社有斐閣の柴田様から出版までの本作りについてもご紹介頂きました。
今回は「日本マーケティング本大賞」受賞の記念サロンとしての開催でしたので、学会外からのご参加や、実務家ばかりでなくアカデミアの参加も多い機会となりました。
本を読んで参加された方はもちろん、まだ読んでいない方からも、理解を深めることができた、実務に応用したい、とのご感想もいただきました。
金子眼鏡株式会社 大橋法明様
【サロンを終えて】
昨今新しく強大なブランドが出現しないという疑問から、ブランドの孵化・育成の要素と要因の解明のために、和田充夫先生の元に、世代を超えて集まったメンバーで、ナビック(Neo At Brand Incubation Core)研究会が立ち上げられ、その研究成果として本書が刊行されたとのことでした。
研究書としても優れた評価を得た本書が、ここに留まらず、またこの先の研究にもつながる動きを感じる、貴重な機会となりました。
著者・出版社の皆様の受賞を改めてお祝い申し上げるとともに、ますますのご活躍を期待いたします。
講演者の皆様
(文責:京ヶ島 弥生)