ニュースリリース

第214回マーケティングサロンレポート「エフェクチュエーション実践ワークショップ」

第214回マーケティングサロン:名古屋
 
テーマ:エフェクチュエーション実践ワークショップ
 
日 程:2025年9月8日(月)18:30-20:00
場 所:中部生産性本部セミナールーム
ゲスト:神戸大学大学院 経営学研究科 准教授 吉田 満梨 氏
サロン委員:古池 政裕、山本 奈央、上野 篤志、須賀 友嗣、坂田 隆文
 
【ゲストプロフィール】
吉田 満梨 氏吉田 満梨 氏
神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了(博士・商学)、首都大学東京(現・東京都立大学)都市教養学部助教、立命館大学経営学部准教授を経て、2021年より現職。
専門はマーケティング論
主要著書に『エフェクチュエーション:優れた起業家が実践する5つの原則』(共著、ダイヤモンド社)、『デジタル・ワークシフト』(共著、参学社)、『マーケティング・リフレーミング』(共著、有斐閣)、『ビジネス三国志』(共著、プレジデント社)など
 
【サロンレポート】
 今回のサロンは「エフェクチュエーション実践ワークショップ」という形式で実施され、当日は実務家を中心に50名近い方が集まり、熱気に満ちた会となりました。
 冒頭では吉田氏より、エフェクチュエーションとは何か、その理論的意義について分かりやすい解説がありました。続いて、優れた起業家が意思決定の際に用いている「5つの原則」が紹介されました。従来の経営学が重視してきたコーゼーション(因果論)的アプローチが「目的を設定し、その達成に必要な手段を計画する」という思考に基づくのに対し、エフェクチュエーションは「手持ちの手段から始め、行動を通じて未来を創り出す」実効理論であり、不確実性の高い状況下で有効に機能することが説明されました。
 
講演の様子 講演の様子
 
「優れた起業家が意思決定のさいに用いる5つの原則」
・手中の鳥の原則
・許容可能な損失の原則
・クレイジーキルトの原則
・レモネードの原則
・飛行機の中のパイロットの原則
についても松下幸之助さんを例にしながら一つ一つ丁寧に説明をして頂き、参加者たちも熱心にメモを取られていました。
 
 続くワークショップでは、講義で得た知識を実際に体験できるプログラムが組み込まれました。参加者はまず「自らの手持ちの手段(資源)の棚卸し」を行い、それを起点に「自分に何ができるか」を発想するワークに取り組みました。さらに、他者との協働を通じて新たな可能性を見出す「問いかけ(asking)」のワークでは、互いに意見を交換しながら新しい視点や協力関係の芽を見出していくプロセスを体験するという充実したサロンとなりました。
 
集合写真
集合写真
 
(文責:須賀 友嗣)

 
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