第19回マーケティングサロンレポート 「No More Paper Tickets! “電子もぎり”で、チケットに革命を!」 |
第19回 マーケティングサロン
「No More Paper Tickets!“電子もぎり”で、チケットに革命を!」
日程:2014年5月14日(水)19:00~21:00
場所:日本マーケティング協会 東京本部
ゲスト:ライブスタイルス株式会社 Co-Founder & COO 市村 昭宏 氏
サロン委員:浅倉泉、黒岩正一
【プロモーションVIDEO】
http://vimeo.com/90622701
【サロンレポート】
チケット販売 3つのステージ
チケット販売のスタイルは、以下3つのステージで整理できると考えています。
第1のステージは、いわゆるプレイガイドでのチケット販売です。駅前など便利な場所に立地し、消費者はそこでチケットの購入をしていました。
第2のステージは、インターネットの普及によって出現した販売スタイルです。販売店をインターネット上につくり、そこでチケット販売をするスタイルです。しかし実際のチケットを受渡しすることはできません。そのため、協業パートナーとして、コンビニエンスストアを選び、コンビニをチケットの受け渡し場所としました。
そして、第3のステージは、スマートフォン1台でチケットの販売と受渡しが完結できるサービスです。さらに、ソーシャルメディアの普及にともない、イベントの主催者が、プレイガイドやコンビニエンスストアに頼らず、自らがイベント情報を発信できるようになったことも大きな変化だと捉えています。
チケットに革命を! モバイル・チケット・サービス “tixee” とは?
tixee(ティクシー:https://tixee.tv/)は、イベントを探すことから、チケットの購入、そして入場まで、スマートフォン1台で完結できるサービスです。コンサートやスポーツ観戦だけでなく、観光入場券やセミナー、パーティーまで、さまざまなチケットをスマートフォンで購入・決済・受領ができるサービスです。
このサービスによって、コンビニやプレイガイドに、わざわざ足を運ぶことなく、モバイル一つで、チケットが購入できます。購入したチケットはスマートフォンに届くので、どこかに受け取りに行く必要もありません。
“tixee” の特徴は?(その1)
イベントの主催者が、販売したいチケットを自由にアップできる、チケット直売のプラットフォームです。10名以下のイベントから、数万人のイベントまで取り扱いすることができます。amazonが、本屋で棚取りできないような本からベストセラーまでラインナップして、販売サイトとしての魅力を高めたように、tixeeは、イベント分野において豊富なラインナップを取りそろえることで、消費者に価値提供をしたいと考えております。
“tixee” の特徴は?(その2)
マルチ言語対応となっていますので、東京オリンピックを控えて訪日外国人の増加が見込まれるなか、外国人がチケットを買うことも簡単にできます。また、生活者だけでなく、企業側にもメリットがあります。QRコードのように、専用読み取り端末が不要かつ操作が容易な“電子もぎりチケット”ですので、主催者側のオペレーションもシンプルになります。
Tixeeの今後の戦略は?
シンガポールなど東南アジアでは、日本よりスマートフォンが普及している国や地域があります。日本国内の市場拡大と併せて、海外展開を積極的におこなっていきたいと思っております。シンガポールへの展開も決まり、さらなる躍進を遂げていきたいと考えています。
電子チケット:ティクシーがシンガポール法人 夏にタイへ
毎日新聞 2014年05月23日 10時23分
http://mainichi.jp/select/news/20140523k0000e040168000c.html
集合写真(前列中央 ゲストの市村昭宏 氏)
(サロン委員:浅倉泉、黒岩正一)