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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
日本のマネジメントファッションの流行に関する考察 |
環境経営を事例として |
高橋 千枝子 武庫川女子大学 教授 |
発行:2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : マネジメントファッションとは流行性を持った経営手法のことであり,生成・普及・衰退という流行プロセスを持ち,ビジネスメディアやマネジメントグル,ビジネススクール,コンサルティングファーム等のファッションセッターによって広められる。本稿では1980年代迄の日本では知識移転におけるコンサルティングファームやビジネススクールの役割が小さかったことを指摘し,それ以降に流行したマネジメントファッションとして「環境経営」を取り上げ,日本独自のMFの流行プロセスを考察した。結論としてマスメディアとアカデミックだけでなく,協会団体と大企業のオウンドメディア(紙媒体)も環境経営の流行に一定の役割を果たしたことが明らかになった。またコンサルティングファームやビジネススクールなどのセミアカデミックの役割は小さく,日本のMFの流行の特徴といえる。 |
謝辞 : |
キーワード : マネジメントファッション 流行プロセス コンサルティングファーム 環境経営 |
ページ : pp.294-304 |
ファイルサイズ : 751KB |
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