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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
コーポレート・レピュテーション形成行動(業務外)に寄与する従業員のワークコミットメント状況 |
-外食チェーン従業員に着目して- |
栗原 久美子 ㈱リクルートマネジメントソリューションズ |
発行:2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : コーポレート・レピュテーションへの注目が高まっている。その背景として,消費者一人ひとりのメディア力の高まりが,企業の評判を左右する力を持つようになったことなどが挙げられる。 本研究の目的は,どのようなワークコミットメントの従業員が,コーポレート・レピュテーションを上げる可能性のある行動を取りうるか,そして,外食チェーンの評判に影響する従業員の業務外行動を明らかにすることである。 これらの目的の下,先行研究を踏まえて仮説を構築し,消費者および外食チェーン従業員へのアンケートを通じて仮説を検証した。結果,①従業員の業務外行動が,勤務先の外食チェーンの評判に影響を与えること,②情緒的組織コミットメント,存続的組織コミットメント,仕事コミットメントがコーポレート・レピュテーション形成活動(業務外)につながること,③そのパスには,組織や仕事への思い入れから来る行動と功利的な行動,意識的な行動と無意識の行動があることがわかった。 |
謝辞 : |
キーワード : 企業の評判 企業と従業員の関係 レピュテーション・マネジメント 役割外行動 |
ページ : pp.59-71 |
ファイルサイズ : 1,813KB |
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