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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
顧客体験の記述方法に関する試論 |
認知意味論的アプローチからの接近 |
亀和田 慧太 株式会社電通デジタル |
発行:2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 近年,カスタマージャーニーマップをはじめとして,学術および実務において様々な顧客体験の記述方法が提案されている。しかしながら,記述方法の包括的な分析や検討,体系化は殆ど行われていない。そこで,本稿では,まず既存の顧客体験の記述方法を対象に,認知意味論的アプローチから,それらの思考・発想への影響を分析する。更にその分析結果を踏まえて,より顧客体験を捉えられ,また顧客インサイトを抽出できる記述方法を生成するためのメタ方法論を新たに提案する。そのメタ方法論を用いて被験者実験を行った結果,記述者に対して新しい視点でのインサイト抽出を促している効果と,一方で抽出したインサイトを他者と共有する上での課題が明らかになった。 |
謝辞 : |
キーワード : 顧客体験 インサイト 認知意味論 イメージスキーマ |
ページ : pp.201-211 |
ファイルサイズ : 1,387KB |
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