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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
| ファシリテーションがもたらす行動変容をソーシャル・マーケティングに援用する |
| 田坂 逸朗 広島修道大学ひろしま未来協創センター講師 |
| 発行:2018年10月08日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : ファシリテーションがこれまでもたらしてきたものは,合意形成や紛争の解消,プロジェクト推進,学習,ワークショップ,アイディエーションなどの成果であるが,これらの目的に加えて,行動変容を挙げることができる可能性について考察する。それは,「させる力」ではなく「する力」の合成を活用した社会創造という新たなファシリテーションの援用分野となる。その行動変容は,ソーシャル・マーケティングが目的とするものであり,ワールドカフェなどの手法を用いたファシリテーションの集合の場から生まれるものが,ソーシャルグッドへの自発的な行動変容であるなら,「学習する組織」が提示するチーム学習,自己マスタリー,内発的動機によるドリブンこそソーシャル・マーケティングの質的向上をもたらすものである。とりわけそれは,語りあうこと,すなわちストーリーテリング,社会構成的な言葉による未来創造を要諦としながら,多くのソーシャルグッド行動を喚起できる機能を備えているはずである。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 「する力」と「させる力」 「学習する組織」 内発的動機 ストーリーテリング ワールドカフェ |
| ページ : pp.49-55 |
| ファイルサイズ : 478KB |
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