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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
飲食店検索サイトの有料会員サービスを利用する消費者の分析 |
-利用形態と職種の側面から- |
島 浩二 後期博士課程 |
発行:2018年10月08日 |
分類:博士単独報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本研究の目的は、飲食店検索サイトの有料会員サービスの利用形態を消費行動として捉え、実店舗における外食サービス(オンライン)とインターネットで提供される情報サービス(オンライン)との関連を明らかにすることである。飲食店検索サイトにおける有料会員サービスに関するアンケート調査に対し、コレスポンデンス分析を行った結果、『インターネット環境のオンラインとオフライン』と『情報の探索とサービス利用』の度合い、そして『職種』が関連し合うことがわかった。 このことから、消費者のグループは、情報の『探索グループ』、『提供グループ』そして『実店舗グループ』に分けられ、飲食店検索サイトの有料サービスは、評価や写真などの情報を探索や提供するだけでなく、クーポン券や割引などの特典や予約など実店舗におけるサービスが求められていることが明らかになった。また、技術系、事務系を除く営業系の会社員、公務員、学生が飲食店検索サイトの有料サービスを比較的使いこなしているなかで、各々の職種の集団を「高関与型」(有料会員)に導くためのアプローチを提案することができた。 |
キーワード : 飲食店検索サイト 情報探索 オンライン オフライン 有料会員サービス |
ページ : pp.384-394 |
ファイルサイズ : 1,189KB |
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