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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
組織内分業を通じたタッチポイントのデザイン |
小菅 竜介 立命館大学大学院 経営管理研究科 准教授 |
許經明 台湾国立成功大学 企業管理学系 助理教授 |
発行:2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 本稿の目的は,顧客の購買ジャーニーを通じた様々なタッチポイントのデザインについて,販売業者内で分業をどのように行えばよいのかに関して仮説を導出することである。タッチポイントデザインのカギとなる要因として,知識と意思決定権限の関係および知識のオーバーラップに注目した上で,多店舗展開する自動車ディーラーにおいて新車発売時に本部と店舗がどう分業するのかについて定性データ分析を行った。最終的に示されるモデルは,それぞれが,相手が持つ「一般的知識」を持ち,さらに相応の意思決定権限を持つことで,非対人ブランドプロモーション系タッチポイントと対人サービス系タッチポイントのデザインの効果性が高まり,創出される購買経験の質に正の影響を与えることを示す。 |
キーワード : 購買経験 意思決定権限 知識のオーバーラップ 自動車ディーラー |
ページ : pp.277-284 |
ファイルサイズ : 621KB |
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