オーラルセッションの要旨・フルペーパー(報告概要)の閲覧・ダウンロードが可能です。 |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
テーマパーク調査におけるキャプション評価法を用いた顧客分析事例 |
櫻井 恵里子 西武文理大学 サービス経営学部 専任講師 |
発行:2018年10月08日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : テーマパークは一般的な飲食業などのサービス施設とは異なり,大規模かつ複雑な特徴を有している。施設には同時に多くの顧客が訪れ,施設内には多様なサービスが同時提供される。テーマパークの楽しみ方は顧客によってそれぞれ異なる為,その要望は多様かつ個性的であり,アンケート集計などの定量的な調査では,新規施策展開に繋がるような特徴的な意見を吸い上げることが難しい。本研究では,景観・環境評価に用いられているキャプション評価法を用いて,テーマパークにおける顧客分析を行い,その有用性を確認し,サービス評価などのマーケティング活動に活用するための課題を確認できた。従来手書き用紙とカメラで行われていたキャプション評価法をスマートフォンだけを使って実施するため,調査用のスマートフォンアプリを作成。これを活用して東京ディズニーランドにおいて顧客利用実態調査を実施し,得られた定型的自由記述のキャプションに基づいて,記述内容の分類カテゴリーを決定し,評価センテンスの内容について構造化を行い,複数の評価センテンスを重ね合わせたネットワーク図を作成することにより,顧客の評価実態を分析した。 |
謝辞 : |
キーワード : キャプション評価法 テーマパーク ユーザ参加型調査 自由記述データ KJ法的分類 |
ページ : pp.188-200 |
ファイルサイズ : 1,545KB |
>一覧