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オーラルセッションの要旨・フルペーパー(報告概要)の閲覧・ダウンロードが可能です。 |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
| 紙媒体と電子媒体によるクーポン送付効果の違い |
| 消費者の世代を考慮した検討 |
| 平木いくみ 東京国際大学 教授 |
| 石井 裕明 成蹊大学 准教授 |
| 外川 拓 千葉商科大学 准教授 |
| 権 純鎬 早稲田大学大学院 博士後期課程 |
| 中垣 征也 日本郵便株式会社 |
| 一色 昭典 富士フイルム株式会社 |
| 鈴木 睦夫 イーリスコミュニケーション |
| 恩藏 直人 早稲田大学 |
| 発行:2018年10月08日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:報告概要 |
| 要約 : 若者へのコミュニケーションに悩む企業が増えるなか,郵便で送られるDMに対する若者世代の反応は,中高年世代と比べて,比較的高いという傾向が示されている(日本ダイレクトメール協会, 2018)。スマートフォンやパソコンの普及にともない,総広告費に占めるインターネット広告費の割合が急増しているなかで(電通, 2017),伝統的な媒体である郵便によるDMが若者に支持される理由とは何なのだろうか。本稿ではこの点を明らかにするため,ネット上でのアルバム制作に使用できるクーポンを,郵便によるDM(紙クーポン)とEメールによるDM(電子クーポン)によって送付するという実験を試みた。当該クーポンの利用数とともに,アンケート調査による回答を分析した結果,郵便による紙クーポンは,中高年世代よりもむしろデジタルに慣れている若者世代に受容されており,その要因として,紙による「温かみ」感情の存在が明らかになった。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : コミュニケーション効果 ダイレクト・マーケティング 感情 |
| ページ : pp.330-332 |
| ファイルサイズ : 295KB |
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