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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
| シティプロモーションのための自治体居住満足度の実証分析 |
| ― 住みここちランキングデータの活用 ― |
| 宗 健 大東建託株式会社 賃貸未来研究所 所長 |
| 発行:2019年11月26日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 全国自治体を対象とした住みここちランキングデータ(回答者約18万人)を分析した結果,住みここちランキングと住みたい街ランキングはあまり一致しないこと,政令市の居住満足度が高く人口20万人未満の都市と町村の居住満足度が低いこと,居住満足度の因子には①生活利便性,②行政サービス,③親しみやすさ,④交通利便性,⑤イメージ,⑥静かさ治安,⑦物価家賃,⑧自然観光という8つがあること,居住満足度と因子および個人属性の順序プロビット分析から物価家賃因子と行政サービス因子は居住満足度と負の関係があること,がわかった。 住みここちランキングデータは自治体に詳細データを提供可能だとリリースに記載があり,自治体の居住満足度の空間的分布や個別項目の偏差値等を自治体間で比較可能である。定住者獲得のためのシティプロモーションだけでなく,住民の厚生向上という自治体本来の政策にも住みここちランキングデータは活用可能である。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 因子分析 順序プロビット分析 主観的幸福度 |
| ページ : pp.89-99 |
| ファイルサイズ : 711KB |
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