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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.8 |
| 事業創出におけるナラティブの役割に関する考察 |
| Soup Stock Tokyoの事例分析を通じて |
| 岩嵜 博論 株式会社博報堂 ディレクター |
| 発行:2019年11月26日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 本研究は,事業創出の実務においてデザインシンキングが活用されていることを背景に,事業創出におけるナラティブ活用のフレームワークを提示することを目的とした。本研究は,Weick (1979) の「組織化の理論」における多義性を排除した解釈フレームワークに対して,明確な指針の提供と多様な解釈を両立したフレームワークを提示した。このフレームワークを例示するために,事例分析によってスープ専門店Soup Stock Tokyoの起業コンセプトのナラティブがどのように活用されたかを明らかにした。事例分析から,Soup Stock Tokyoのナラティブには,コンセプトの対する共感,意思決定の判断基準,多様な解釈を踏まえた実践の3つの側面があることがわかった。本研究の成果は,多義性の排除を前提とした解釈とは異なる,多様な解釈を前提とする創造的な解釈モデルの可能性を示すものである。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : ナラティブ デザインシンキング イノベーション 組織化 事業創出 |
| ページ : pp.290-297 |
| ファイルサイズ : 1,010KB |
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