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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 |
| 情報信託に対する消費者の認知・受容と制度的課題 |
| ― 企業との価値共創経験に着目して ― |
| 田原 静 倉敷芸術科学大学 危機管理学部 准教授 |
| 張 婧 金沢大学 人間社会研究域 講師 |
| 梁 庭昌 富山国際大学 現代社会学部 助教 |
| 村松 潤一 岡山理科大学 経営学部 教授 |
| 発行:2021年10月29日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:報告概要 |
| 要約 : 消費者個人が携帯端末上のサービスを利用することに伴って発生するパーソナルデータの多様化に伴い,企業によるデータ取得と乱用が問題化する中,両者を仲介し問題解決を目指す仕組みとして情報信託制度の検討・整備が進められている。本研究はこの制度について取り上げ,それが消費者にどのように認知され受容されるのか,そして問題解決となるのかを,制度的課題は何かという視点から明らかにする。価値共創の視点を取り入れた調査結果をもとに,現行の制度がコミュニケーションを視野に入れていない一方通行の仕組みであることの問題点を指摘した。本研究の調査結果に基づくならば双方向の形にするとともに,消費者(顧客)と企業による価値共創的な仕組みにすべきであるという結論を示した。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 情報信託 情報銀行 パーソナルデータ 価値共創 |
| ページ : pp.337-338 |
| ファイルサイズ : 225KB |
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