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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
| 小売店舗販売員によるイノベーション |
| 企業内リードユーザーとの共創による新製品開発 |
| 渡邉 裕也 法政大学 経営学研究科 博士後期課程 |
| 発行：2022年11月11日 |
| 分類：博士単独報告 |
| 掲載形態：報告概要 |
| 要約 ： 企業内にイノベーションに貢献するリードユーザーが存在し，その企業内リードユーザーが発案した製品のアイデア評価や，市場での製品パフォーマンスが高いことが明らかになっている。本研究では，企業内リードユーザーの資質を持った小売店舗販売員が，新製品開発において，どのようにイノベーションに貢献しているかを明らかにすることを目的とする。小売業の店舗販売員は，顧客接点から様々な情報を持ち，企業のイノベーション・プロセスに貢献ができると考えられる。その企業内リードユーザーの特徴を持った店舗販売員を活用した新製品開発のケーススタディ・リサーチを行なった。グラウンデッド・セオリー・アプローチで分析した結果，小売店舗販売員である企業内リードユーザーは，アイデア発案段階ではリードユーザー特性を活かし，自身のニーズと顧客ニーズを融合することでアイデアの精度を高めていることが分かった。また，製品開発プロセスでは共創を通じて新製品開発に貢献していることが確認された。 |
| キーワード ： 新製品開発 ユーザーイノベーション 従業員の創造性 小売店舗販売員 |
| ページ ： pp.328-329 |
| ファイルサイズ ： 253KB |
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