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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 |
| アパレルセレクトショップの宣伝動画におけるモデルの視線移動と視聴者の記憶 |
| 内藤 有香 中央大学国際経営学部学生 |
| 中村潤 中央大学国際経営学部教授 |
| 発行:2022年11月11日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 本稿はアパレルセレクトショップで商品の宣伝用に使用されている動画を用いて, セレクトショップ側が伝えたい商品の魅力的な部分について, 動画の視聴者もその部分に注目し, その情報を記憶することができているのかを検証する。動画内では, モデルが1人登場し, 商品のある部分に大きく目線を移動させる動きが見られる。この大きく目線を移動させる動きに着目し, 仮説を立て, 検証していく。まず, 先行研究を踏まえ, 本稿での「宣伝」の定義を明らかにし, 広告と宣伝の違いを今一度明らかにする。次に, 視線移動に関する先行研究を基に本稿の仮説を立てる。人は, 写真を見たとき, その写真中の人の目線につられるという先行研究の結果から, 動画においても同様のことが言えると考えた。3つの仮説検証のポイントを挙げ、それぞれ結果を提示し, 考察する。具体的には、①モデルの目線移動に視聴者の目線もつられているかどうか, ②AOIごとの注視時間, 注視回数を比較したとき, 視線誘導があったAOIが最も長いかどうか, ③視線誘導があった箇所に関する情報の記憶度が他と比較して高いかどうか, について視線計測実験とクイズ形式のアンケートを通して分析する。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 視線 記憶 宣伝 動き |
| ページ : pp.147-152 |
| ファイルサイズ : 640KB |
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