オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 
価値共創の深層を表出させる共感のメカニズムの考察
窪山 哲雄
国際観光ホスピタリティ総研㈱会長
発行:2022年11月11日
分類:一般報告
掲載形態:フルペーパー
要約 :
Levitt(1976)は,サービス経済は経済合理性が低いため工業化されるべきであると警鐘を鳴らした。モノの経済の下では経済合理性の対極にある人間的な多様性は対象としない。しかし,サービス経済(無形財)中心の時代となり,無機質な「コモディティ」経済から社会性に重点が移り,価値交換後の顧客の文脈の多様性に着目した有機的なマーケティングへ転換している。サービス経済は価値共創を通じた顧客の文脈価値の実現を重視する。北欧学派のサービス・ロジックにおいては価値共創の主体は顧客に限定されサービス・プロバイダー(以下SP)は価値促進者である。しかし共感のメカニズムの深耕が価値共創のプロセスの顧客とSPの互恵性を露出させる。顧客とSP双方の価値実現が表出する(窪山,2021b)。多様性(Diversity)は文化資本(Bourdieu, 1979)で社会システムであり,顧客とSPとの関係性の強化によって経済合理性を棄損しない人間的な経済社会システムに基いた価値共創のマネジメントが形成される。本稿の目的は,共感のメカニズムを通じて多様な価値観と経済合理性が並立する可能性を究明し,サービス経済マーケティングの有効性を示すことである。
キーワード : 価値共創 共感 多様性 文脈価値
ページ : pp.284-289
ファイルサイズ : 418KB


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