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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
中国語圏における日本アニメの仲介モデルに関する研究 |
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を例として |
簡 逸威 鳥取短期大学生活学科情報・経営専攻准教授 |
発行:2023年11月20日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : Cool Japanの中核では,日本アニメは,1963年から海外に輸出されている。その中で,中国語圏におけるほとんど日本アニメの中国語吹き替え版は台湾で録音している。したがって,本研究は,『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を例として,台湾が文化障壁を越える方法を明らかにする。 まず,中国国内でのコンテンツプラットフォームというbilibiliでの『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中国語(台湾)吹き替えのコメントを精読・要約し,さらにモデル化した二次資料と要約したコメントを深く掘って,中国語圏における大ヒットした日本アニメの中国語吹き替えが持つ特徴的な姿・要素を洗い出した。それらのコメントを最も深く掘り,①「先行者優位」,②「現地化」,③「興味深い」,④「技術力」,4つのポイントを捉えた。最後に,これらの要素から日本アニメの仲介モデルを構築した。 |
謝辞 : |
キーワード : 異文化 コメント分析 台湾 吹き替え ポップ・カルチャー |
ページ : pp.315-322 |
ファイルサイズ : 843KB |
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