オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 
環境評価手法であるキャプション評価法のテーマパーク調査への適用事例
『東京ディズニーランド』の考察
櫻井 恵里子
発行:2016年10月12日
分類:一般報告
掲載形態:フルペーパー
要約 :
テーマパークは一般的な飲食業などのサービス施設とは異なり,大規模かつ複雑な特徴を有している。施設には同時に多くの顧客が訪れ,施設内には商品販売,アトラクション,レストラン,ショーイベントなど多様なサービスが同時提供される。テーマパークの楽しみ方は顧客によってそれぞれ異なる為,その要望は多様かつ個性的であり,アンケート集計などの定量的な調査では,新規施策展開に繋がるような特徴的な意見を吸い上げることが難しい。本研究では,顧客の意見収集が困難かつその要望が複雑なテーマパークの中でも東京ディズニーランドを対象として,環境評価手法であるキャプション評価法によるユーザ視点での調査を試み,その適用可能性について検証した。また,キャプション評価法を効果的に実施するため,従来の紙とカメラを用いた調査ではなく,調査用のスマートフォンアプリを制作し,調査員はこのアプリを使ってキャプション記入を行った。キャプション評価法は,子供から高齢者まで幅広く調査でき,人を選ばない調査であるが,外国人でも問題なく利用できることを確認できた。
キーワード : キャプション評価法 テーマパーク ユーザ参加型調査 イノベーション リードユーザー
ページ : pp.355-363
ファイルサイズ : 1,735KB


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