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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
| 思い出のエンタテインメント活用に関する考察 |
| 酒井 譲 同志社大学大学院 ビジネス研究科 修了生 |
| 山下 貴子 同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授 |
| 発行：2023年11月20日 |
| 分類：一般報告 |
| 掲載形態：フルペーパー |
| 要約 ： スマートフォンの普及により,日々残されるようになった膨大な量の写真を, 昔を懐かしむきっかけにしたり,Well Beingを向上させたりするエンタテインメントとして活用する方法を検討するとともに,その効果を評価した。ニューロ・マーケティングを援用し①好き:Like,②興味:Interest,③集中:Concentration,④ストレス:Stress,⑤ワクワク感:Exciteの5つの感性が測定できる感性アナライザを用いて,①自身の思い出写真,②懐かしい写真,③日常の写真を使った3種類のクイズコンテンツを制作し,それらが被験者にどう評価されるのかを比較し,検証した結果,思い出の写真を使った実験では,懐かしい写真や日常の写真を使った実験とは異なる独自の反応が確認できた。思い出の写真を使ったクイズコンテンツは,心理面へのポジティブな影響をもたらし,利用者のWell-Beingを高める可能性があることが示された。 |
| キーワード ： 自伝的記憶 ノスタルジア ニューロ・マーケティング 感性アナライザ |
| ページ ： pp.337-344 |
| ファイルサイズ ： 948KB |
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